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豊岡の実態大調査★ ~ Part.3 まち自慢【豊岡エリア】編 ~

Part.3、何にしよ。

豊岡市日高町で生まれ、高校卒業までを豊岡市で過ごし、大学入学から社会人3年目まで大阪生活をした後、2017年1月から豊岡で個人事業主をしている大森友香と申します。
コーチングという仕事や学童補助員などをする傍ら、飛んでるローカル豊岡で市民ライターもしております。

さて!
豊岡の実態大調査ということで、Part.1では「豊岡概要編」という仰々しい名前をつけて、豊岡を構成する各エリアの面積や人口内訳、豊岡市のお天気についてなどを簡単にまとめた記事を書いてみました。

そして続くPart.2では、1日のうちの一つの出来事を断片的に取り上げるのではなく、日常的な1日を丸々紹介してみたら面白いのでは! と思い、実際に面白かったか否かはさておき、二記事に渡って「自分密着24時」という記事を書きました。

はて、Part.3はどうしようかなと考えて、「そうだ! 豊岡にどんなチェーン店が進出しているのか紹介すれば、豊岡の田舎度を伝えやすいんじゃないかな」と思ったら……

さすが市民ライター。既出でした。
「約20年ぶりの豊岡にUターンの岡田です。どうもはじめまして。」
岡田さんの記事です。是非読んでみてください!

というわけで、考え直し。
Part.1からの流れで、各エリアの紹介をもう少し深めてみても面白いかも! ということで、それやります!

エリア別ひと言紹介はこちらにありますので、こちらも是非。

Part.3 〜 Part.8 に分けて、1市5町それぞれの紹介をしていきます!

記念すべきPart.3は「豊岡(旧豊岡市)エリア」から‼︎

※豊岡市は、2005年に1市5町(豊岡市、城崎町、日高町、竹野町、出石町、但東町)が合併したできた市で、それぞれのエリアが持つ魅力は様々ですので、それを順番にご紹介していきたいと思います!

豊岡観光協会に聞きました! まちの見所は?

まずは観光から。

各エリアには、どんな観光スポットがあるのでしょうか?
豊岡観光協会さんに教えていただいた情報をもとに、大森ランキングをつけました!

第1位 コウノトリの郷公園
国の特別天然記念物のコウノトリは「赤ちゃんを運んでくる」と云われる子宝の象徴ですが、野生絶滅した種でもあり、実は世界全体で見て3000羽ほどの稀少な鳥なのです。
そして、日本最後の生息地となった豊岡市が野生復帰を目指して設立したのがこのコウノトリの郷公園です。
そんな“稀少”とされるコウノトリが目の前でバンバン見られるこの施設は、今では妊活スポットとしても有名です。

こちらは稀少性の高さから1位にランクイン!

コウノトリの郷公園では野性味溢れるコウノトリたちがバタバタと飛び回っていて、絶滅危惧種なのを疑いたくなるくらいです。

「コウノトリ」といえば「赤ちゃんを運んでくる」という云われは広く知れ渡っていますよね。そんなありがたい鳥を守り育てていることを、市民として誇りに思います。

実は、私の勤務する小学校もこのコウノトリの郷公園の近くにあります。校庭の一角にコウノトリの人工巣塔があり、卵から孵った雛が飛び立っていく様子などを見ることができたこともあり、子どもたちも併せてニュースに出ていました!

 

第2位 玄武洞(リンクは「玄武洞ミュージアム」)
玄武洞とは、六角形の形をした玄武岩の美しい柱状節理が見られる洞窟で、国の天然記念物に指定されています。約160万年前の噴火によって噴出された溶岩が冷え固まるときに、美しい六角形の柱を作り出したそうです。

豊岡市を含む兵庫県北部の但馬地域は、やはり自然がウリです。
その中でも自然の驚異を感じずにはいられない、この天然記念物を2位にしました!

私も、大学時代に大阪の友人を連れて玄武洞ミュージアムに行ったことがあります。
そこで流れている「玄武岩が六角形になるまで」の説明動画を見て、もちろん自然の凄さは感じましたが、それと同時に「自然が六角形(や八角形)の安定感を証明しようとしている……!」と哲学的にすら感じたことも覚えています。

 

第3位 カバンストリート
豊岡と鞄の関係は、かばんのまち「豊岡」で本革鞄づくり体験★の記事でも触れましたが、“地場の産業と商店街の活性化”を目的として鞄産業と商店街とが協力し発足したのが「カバンストリート」です。日本でも珍しい“かばんの自動販売機”が設置されています。

やはり3位には名産の「鞄」関連のものを入れたいと思い、象徴的な「カバンストリート」をランクイン!

子どもの頃は「鞄なんか有名でもな〜」みたいな感想を実は持っていましたが、この年齢になってくると、大阪の百貨店などの鞄コーナーに、「豊岡鞄」の棚が常設されているとすごく嬉しい気持ちになるんです。

「これ、地元地元!」って友達に自慢してみたりもできますよ。

豊岡観光協会に聞きました! まちのシンボルは?

続きましては、まちのシンボルを伺いました。
こちらも数箇所教えていただきましたが、私の独断と偏見で1つだけご紹介します。

Aity(アイティ)

JR豊岡駅直結の、市民にとっては言わずと知れた商業施設です。
前職時代、但馬エリア担当の営業マンが数人いましたが、みんな「豊岡といえばAity」と言っていました。
高校生の頃は1時間に1本の電車を待つ間によく利用しました。

ということで、ちょこっとAityのご紹介!

1~4階に30以上の店舗(フードコート含む)が入っているショッピングセンターで、7階にはFMジャングル(豊岡市を中心に地域と密着した情報を発信するコミュニティ放送局)や、催しができるホールなどの設備もあります。

私が個人的によく行くのは1階のMINIPLA(雑貨・化粧品)、久屋(雑貨)、2階のASPERYZAE(レディースファッション)、3階のニトリ(生活用品)、4階のWatts with(100円均一)、7階の豊岡市民プラザ内にある「ほっとステージ」です。

大阪・梅田の駅近にあるMINIPLAが豊岡にも……!
知り合いの店員さんがいるので、会いに行くついでに普段使いの雑貨もよく買います。

久屋には贈り物にピッタリな雑貨がたくさんあるので、よく利用します。

豊岡で服を買うときはASPERYZAEにお邪魔します。
店員さんとお話ししながら買い物するのが好きなので、毎回同じ店員さんを捕まえて、あれやこれやと試着して数着購入するのが、毎シーズンのルーティーンになっています。

3階はほぼニトリフロアになっています。生活用品は見ているだけでウキウキしますね〜!

そして地味にオススメなのがWatts
豊岡にはDAISO、Seria、meets.などいくつか100均がありますが、圧倒的に私のオススメはAityのWattsなのです!

手作りお菓子を入れたりするラッピング袋の大きさや種類が豊富だし、文具や食器や装飾ものも種類が豊富で可愛い!
あとはマスキングテープが100均のクオリティではない!

普段は「まぁ100均だし、こんなもんよね〜。一番マシなのどれかな〜」という感じで選ぶのですが、Wattsでは「あれもこれも可愛い!う〜ん。選べない!」って、なっちゃいます。
是非行ってみてください♪

ほっとステージでは、イベントがたくさん催されます。
地域の方がピアノの発表会やリサイタルなどに使用されることもあれば、学校行事で使用することもありますし、最近では月亭方正さんの落語が開催され、私も観に行きました〜!

ちなみに、Aityと豊岡駅との直結具合はこんな感じです!

豊岡観光協会に聞きました! 出身の有名人は?

続いて、豊岡も有名人を輩出しているぞ〜! ということで、ご紹介。

大石りく
1669(寛文9)年、兵庫県豊岡市生まれ。赤穂浪士の討ち入りで有名な大石内蔵助の妻。
豊岡の「正福寺」には、りくの遺髪を納めた「遺髪塚」があります。

りくは豊岡市京町にあった石束家の屋敷で生まれたのではないかとされています。
現在、その約50メートル南側に「大石陸女生誕之地」の碑が建立されています。

 

ミラクルひかる
ものまねタレント。宇多田ヒカル、工藤静香、浅野温子、YOUなどをはじめ、60を超えるものまねレパートリーをお持ちです。

私は「青汁の通販のおばさん」のネタが一番好きです!

新生「豊岡市」合併後初となる2006(平成18)年1月の成人式で余興を務められました。
同年に、母校である豊岡北中学校で「人権教育講演会」と称したライブを開催するなど、地元での活動も行われてきました。

 

橋本小雪(日本エレキテル連合)
芸人。女性コンビでコントをされています。
一番有名なのは数年前に一世を風靡した、白塗りで「ダメよ~ダメダメ」の決まり文句と狂気を感じる朱美ちゃんネタ。

こう見ると、出身が田舎だとか関係なく、世に影響を与えるほど羽ばたけるかは本人次第なのだな〜と感じさせられますね。

お友達に無茶振り。「まち自慢してください!」

豊岡エリアに住む、飛んでるローカル豊岡の市民ライター仲間、オカダマさんこと「岡田将嘉さん」に無茶振りしました。

オカダマさん曰く、豊岡エリアは、美味しいお菓子屋さん、コーヒー屋さんが多い。

毎年菓子祭なるものが開かれる豊岡市は、お菓子の神様「田道間守命(たじまもりのみこと)」を祀る中嶋神社があります。

だからこそなのでしょうか、車で5分圏内に、“豊岡を代表する”と言ってもよいほど、地元ではよく知られていてなおかつ美味しいお菓子屋がいくつもあり、ふらっとコーヒーを飲みに行くのに、「今日はどこに行こうかな?」って迷えるほどの選択肢があるのです。

都会のチェーン店とはまた違った、手作りお菓子のお店たち。これは豊岡エリアの魅力でしょう!

※参考までにオカダマさんがお気に入りだと教えてくれた豊岡エリアのお店をいくつか紹介します。

ajito(CAFE&BAR)
EAT food&coffee+wine(CAFE&BAR)
Cafe ULURU(CAFE・バームクーヘン)
omame(焼菓子)
花寿菓子(焼菓子・ケーキ)
KATASHIMA(ケーキ)
カミノ珈琲(コーヒースタンド)
Sora Cafe+(CAFE)
谷口今川焼店(今川焼・かき氷) カミノ夫妻の記事にも登場します!
豊の丘風遊菓 港や(和洋菓子)
TRANSFER(焼菓子)
Naumi Purin(焼菓子)
Ms.PACO(ケーキ)
パティスリー ミニョン(ケーキ)
パンとカヌレ。(焼菓子)
VIA DRITTO(CAFE&BAR)
ヒグラシコーヒー(喫茶店)
百果園(果物・CAFE)
MANATEA(CAFE)
・まるやま(喫茶店)
Mifoork(ケーキ)
リベロカフェ(カフェ)

ひぇ〜! 22店舗も教えてくれました!
聞いたことないお店が6つも! 私はまだまだ知識不足ですね〜。
もちろん、ここに書ききれていないステキなお店もたくさんあります!

本当は一店舗ずつ紹介したいですが、オカダマさんのブログで詳しく紹介されていますので見てみてください♪

オカダマさん、情報提供ありがとうございました!

大森的「豊岡エリア」のまとめ

何と言っても豊岡エリアは現豊岡市の中心街となるところです。
お店がたくさんあり地理的にも他のエリアをつなぐ場所にあるので、地元の人とお茶したりご飯に行ったりするときには、豊岡エリアでお店を探すことが多くあります。

(日高エリアの住民としては、豊岡駅から日高方面への終電が22時過ぎ発なので、家族に迎えを要請するか運転代行を使うなどしない限り帰りが車になってしまい、なかなかお酒が飲めないことにちょっとした不便さを感じますが……。)

豊岡市の中心地ということで、豊岡エリアには大手チェーン店の進出なども増えてきています。更に、先ほどご紹介したような個人のお店もどんどん増えてきて、私が子どもだった頃よりも随分発展してきています。

「都会と分離された田舎」感を薄めてくれているのはこの豊岡エリアの方々の活躍が大きいんだろうなぁと感じさせてくれます。

これからも、もっと住みよいまちになっていくことを期待しています!

次回は「城崎エリア編」です。どうぞお楽しみに〜!

<大森 友香の過去記事>

神鍋のアクティビティ紹介★パラグライダー 2018/4/26

豊岡から大阪へ行くなら!「篠山」がキーワード!? 2018/7/23

但馬エリア唯一の映画館★豊劇に迫る♪   2018/11/2

かばんのまち「豊岡」で本革鞄づくり体験★  2019/1/15

大人のアスレチック?フォレストアドベンチャー奥神鍋を満喫♪ 2019/1/30

 

<豊岡の実態大調査シリーズ>

豊岡の実態大調査★〜Part.1豊岡概要編〜   2018/11/26

豊岡の実態大調査★ 〜Part.2『自分密着24時』前編〜 2019/3/14

豊岡の実態大調査★ 〜Part.2『自分密着24時』後編〜 2019/3/23

この記事を書いた人

大森 友香

豊岡市日高町出身。
豊岡高校卒業後、大阪教育大学に進学し数学と家庭科を専攻する。
株式会社リクルートライフスタイルの旅行領域(じゃらん)にて、営業マンとして城崎温泉を中心に兵庫北エリアを担当。
その後、Uターンして2017年1月フリーランスとして独立。

主にターゲティングやブランディング、発信(見せ方)についての考え方や、コミュニケーションについての考え方を提案している。
今後は地域活性と人間関係コーチの二軸で事業を展開予定。
人間関係コーチとしては対人コミュニケーションの質を変えるべく活動中。

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