豊岡の実態大調査★ ~ Part.1 豊岡概要編 ~
私も連載、始めます。
市民ライターBullさんの連載「田中さんはつらいよ」に触発され、
私も連載始めます。
(市民ライターの中では、田中さんは既にちょっとしたブームです。)
私は何をシリーズ化しようかなと考えて、いろ~んなことを思いめぐらしていたら…
「そういえば、豊岡もここ数年でだいぶ変わったな~」
ということに気づいたのです。
まず、
平成初期産まれの私たちの時代は、携帯電話は高校生でデビューがほとんどだったのです。
まだまだ二つ折り携帯が一般的で、スライドがシャレてた頃です。
(写真は手元にあった歴代の携帯たち。懐かしのWILLCOMもありました。)
中学校の頃は、友達に連絡を取るには家庭用電話、いわゆる家電(いえでん)を使うしかなくて、
仲の良い友達の家の電話番号は今でも空で言えるほど染みついています。
そして、インターネットを使うには
起動に3分は軽くかかる重たいノートPCに有線LANを繋ぐ必要があり、
冬は家族がこたつでぬくぬくしている中
一人離れた家電の近くで震えながらネットサーフィンをしていました。
さらには、
友達同士でわざわざ事前に時間を取り決めたうえで、
そのネット回線を使用してチャットをする
そんなことを青春として楽しんでいた時代でした。
それがどうでしょう‼
今は【小学校を卒業したら一人一台スマホ】が多数派のように思えます!
小学生が「YouTuberはアフィリエイトで儲けとるんだろ?」なんて言っちゃう時代になってます‼
時の流れはなんと恐ろしい
まぁ、豊岡に限った話ではないのですが。
そして余談も長くなりましたが。
当時と比べたら、
コンビニも増え、大手チェーンのお店も増え、ネットが身近になり、
都会から離れた豊岡でも最新の情報を得やすい環境に変化してきているのです。
何が言いたいのかというと、
住んでいる者でさえ十年そこそこで大きな変化を感じているので、
来たことのない方は「豊岡の田舎度っていかほど?」と掴めなくて当然だと思うのです。
そこで、勝手にいろんなジャンルのモノやコトを独自視点で調査してみようと思います!
とりあえず私も<Part.10>を目指してSTARTします。
あまり面白いことは書けませんが、お付き合いいただけると嬉しいです。
※多少個人の偏見もあるかと思いますが、ご了承ください。
数値で見る豊岡概論。
まず、今の豊岡市ができたのは2005年(平成17年)4月。
それまで城崎郡(城崎町、日高町、竹野町)と出石郡(出石町、但東町)だった5町と
旧豊岡市とが合併し、1市5町から成る新制「豊岡市」となりました。
(それぞれのエリアのひと言紹介はコチラ。)
【面積】
旧豊岡市:162.32㎢ 但東町:161.93㎢
日高町:150.22㎢ 竹野町:102.77㎢
出石町:89.12㎢ 城崎町:31.19㎢
で、合計697.55㎢の面積があります。
豊岡市は結構でかい方だと思っていたのですが、
全国の市区町村別の面積ランキングだと103位なのですね~。上には上が…
しかしながら1,741の市区町村中なので上位6%に入る大きさです!
東京23区(626.7㎢)もすっぽり入っちゃう広さです。
また、世界の国と比較してみると、
世界の面積ランキング180位のシンガポールの面積が697.00㎢でした!
シンガポールと豊岡市はほぼ同じ広さなんですね~。
【人口】
平成27年国勢調査結果によると、
2015年10月1日現在で、
豊岡市には30,189世帯、82,250人の方が暮らしています。
男性が39,494人(48.0%)、女性が42,756人(52.0%)と、
若干女性の方が多いのですねー。
(住民基本台帳による人口データは、豊岡市公式HPで毎月更新されているので
最新情報を確認したい方はそちらも見てみてください。)
人口の多かった1980年の96,448人と比較すると約85%まで減少しています!
ちなみに豊岡市の人口のエリア別内訳はこのようになってます。
(2015年10月1日現在のデータ)
色は上の面積内訳と合わせてあります。
田舎度を示すと言っても過言ではない人口密度も見てみました。
おやおや全国1,046位。(1,741の市区町村中)
ちょっと気になって調べてみたら…
なんと、東京23区は豊岡市の約130倍の人口密度です。
東京23区の130人分のスペースが、豊岡市だと独り占めできちゃうということですね!
逆にそんなにぎゅうぎゅうなのかと思うと、恐るべしTOKYO‼
【天候】
さて。大事な大事な天候です。
豊岡市は、夏になると猛暑でよくニュースに取り上げられますが、
なんのこれしき!夏だけに留まらず、
西日本屈指の豪雪地域でもあるので冬も雪でニュースに出るのですね~。
良く言えば四季を堪能できる度全国トップスラスのエリアです!
気温から見ていきましょう。
2014~2018年の5年間の気温をまとめています。
日ごとの最高気温を月単位で平均し、さらに5年間の平均の値を出して表にしています。
(※11,12月については2018年のデータがまだないので4年間の平均です。)
こういうデータはよく目にするんですが、
月初と月末の気温差も月単位と一括りにしてしまうからなのか、
比較対象や基準もよく分からないからなのか、
個人的にはいまひとつピンと来ず「ふ~ん」で終わってしまうのです。
ということで、今回は比較対象を設けてみました。
比較対象は東京&大阪です。
では、暑いと噂の豊岡の夏は、都会と比べてどれくらいなものなのか!
7,8月に着目してみましょう。
<対 東京>
平均最高気温は豊岡が約1℃高いですが、
意外や意外、平均最低気温は豊岡の方が約1℃低いという結果に。
もっとビックリなのが<対 大阪>。
なんとなんと!
平均最高気温も豊岡より大阪の方が若干高かったのです。
平均最低気温に至っては豊岡の方が約2℃低いという結果に‼
都会はアスファルトやコンクリート(人工被覆域)ばかりで
ヒートアイランド現象を引き起こしやすい環境なのに対して、
豊岡には草地、森林、水田、水面等(植生域)が多く
熱は上空へ拡散され、比較的朝晩の気温が低くなり
平均最低気温を下げているのだと考えられそうですね~。
いやはや、驚き。
豊岡の夏の朝晩は東京や大阪よりも過ごしやすいようですよ。
雨と雪についても見てみましょう。
降水量を調べてもあまりピンと来なかったので、
雨や雪が降った日が、何日あったかを月ごとにまとめました。
これも、2014~2018年の5年間の平均の値を表にしています。
(※11,12月については2018年のデータがまだないので4年間の平均です。)
これにはビックリ!
12月と1月って、1ヶ月のうち3分の2が雨か雪なんですね…‼
(雪の降った日も降水日数にカウントされています。)
年間の平均湿度(2014~2017の4年間平均)が
東京66.8%、大阪64.8%に対して豊岡80.5%と大差なのも納得。
その他、「空気や水が綺麗で美味しい」とも言われるので
調べようとしましたがしっくりくるデータが見つからず。
今回はこの辺で。
今回のまとめ
この記事を書くにあたり、豊岡に関する具体的な数値を調べました。
数字で見ると意外と新たな発見やギャップがあるものですね。
豊岡に帰って来てストレスが減ったことと言えば、
気温のパートで少し触れましたが、夏の朝晩です。
大阪に8年程住んでいましたが、朝晩の寝苦しいこと。
夜はクーラー必須だし朝は起きたら汗だく、なんてこともざら。
豊岡では、日によっては網戸にするだけでクーラーがなくても寝られるし、
汗だく起床もそんなにないので1日がイライラから始まりません。
日中の暑さはたまりませんが、車移動なので電車+歩きだった大阪時代よりマシか~と思ったり。
それよりも穏やかに過ごすには朝晩がカギ!だと私はつくづく感じました。
まあ、子どもの頃は通学が地獄だったな~とは思いますが…
また、寒暖差があるのでお米や農作物など美味しく出来るものが多いですよね。
食べ物が美味しいのも豊岡の魅力のひとつ。
とてもとても長い記事になってしまいました。
データをエクセルでまとめてグラフを作ったりしていると
途中から「なんだか卒論を思い出すな~」と思ってみたり。
とにかく最後までお付き合いありがとうございました!
<Part2>はもっと読みやすいものにしようと思いますので、乞うご期待!
【最後に】
参照ページ一覧
※公式発表のもの以外はサイトによって順位等が異なります。
今回は上記のサイトを参考に文章やグラフを作成しておりますのでご了承ください。