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豊岡から大阪へ行くなら!「篠山」がキーワード!?

豊岡市民の鉄板、教えます。

但馬(たじま・兵庫県北部エリア)に住んでいると、

大阪や神戸に遊びに行くとき、行き方はどうしようと悩むことがあります。

 

…というのも、

「住まいは兵庫の北部なんです。」と言うと、

「じゃあ大阪までは1時間くらいかかっちゃうんですか?」

などと聞かれることがありますが、

とんでもない‼そんなすぐ行けません‼

 

そう、意外と認識されていないのですが、同じ関西エリアといえど

豊岡⇔大阪は、移動に軽く2~3時間はかかってしまう

もはや「プチ旅行」の距離なのです!

 

では、その移動方法について、

交通手段がいくつかありますので、主観たっぷりにお伝えします‼

JR特急こうのとり

JR特急こうのとり(新大阪と城崎温泉を、福知山線経由で結ぶJR特急)だと

豊岡⇔大阪間は約2時間半の乗り換えなしで、自由席片道4,750円。

各車両の一番前か後ろの座席ならコンセントも付いていて便利!

ちなみに、姫路経由の「はまかぜ」もあります。

 

…ですが、交通費だけでなかなかの出費です。

 

高速バス

高速バス(全但バス)だと豊岡⇔大阪間は約3時間の乗り換えなしで片道3,450円。

数年前に増便されて1日2便程度だったのが1日6便になり、

かなり便利になりました★

 

さらに車両もめちゃくちゃ便利な全席コンセント&Wi-Fi完備!!

※コンセントのない旧型車両も運行している可能性がありますのでご了承ください。

丹波市青垣町にある、「道の駅あおがき」でトイレ休憩はありますが、

車内にもトイレがあるので安心ですよ。

ただ、難点なのが時間のズレ。

渋滞など道路状況により遅れが発生しやすいので、特に冬は要注意。

 

雪が多く、雪がなくても寒くて凍てる但馬地域では、

道路状況が悪くなり遅れが発生しやすいです。

2017年の冬には大雪の中バス停で1時間以上待ちぼうけをくらった経験もあります…。

 

冬に限らず、渋滞などもありますので、時間通りに着きたい用事の場合は要注意です!

飛行機

但馬なら飛行機という手もあるのです!

日本エアコミューターが運行している

コウノトリ但馬空港 ⇔ 伊丹空港(大阪国際空港)を往復する飛行機なら、

但馬から大阪まで、なんと35分で行けちゃいます。

何度も利用したことがありますが、早ければ20~25分ほどで着いてしまうことも。

 

しかも、但馬在住なら申請すれば助成金が出るので、

先得割引で最安値の7100円(片道)で購入すれば、

豊岡市在住の場合3300円の助成金が出て、

本人負担額は3800円になります。安っ!

 

料金は予約日(出発何日前か)によっても変動しますし、

助成額はお住いの市町村によって異なりますので

詳細は但馬空港ターミナル株式会社のHPよりお確かめください。

 

また、平成30年から新型機「ATR42-600型機」に替わり、

乗り心地もかなり快適になったのだとか。

 

コウノトリ但馬空港には無料の駐車場もありますので車で行っても大丈夫。

東京へも、伊丹 ⇒ 羽田(1時間強)へ乗り継げば、

早めに予約すると新幹線より安く抑えられるので「速く×安く」移動できますね。

 

一日2往復の朝夕2便しかないことと、

霧や雪、凍結など但馬の天候との相性が若干心配なところ…。

 

行ける!と思って伊丹空港を出発したものの、

但馬空港へ着陸できずUターンして伊丹空港へ引き返す、というパターンもよく耳にしました。

 

空港面積が僅か38haほど(伊丹空港312haのおよそ1割強)の小さな空港のため、

離陸は大丈夫でも着陸が難しい場合があるようですね。

 

あとは手荷物検査や20分前までのチェックインやら、

伊丹空港からの移動やらが少し手間です。

伊丹空港からは梅田までリムジンバスでおよそ30分程度、640円。

高速が混む時間帯は倍の1時間くらいかかることもあります。

自家用車(大阪まで運転)

但馬で暮らすには車がないとかなり不便なので

多くの方がお持ちのマイカー。

 

現在は日高神鍋高原ICが開通していますので、

日高神鍋高原ICから、舞鶴若狭自動車道を経由して

阪神高速梅田IC出口までおよそ2時間強。

普通車、土曜日、ETC料金で2640円です。+ガソリン代。

 

でも、大阪・神戸は但馬に比べ交通量も歩行者も信号も圧倒的に多く、

どこに行くにも駐車場探しに時間がかかるため、

運転によるイライラは否めない!

駐車料金もなかなか嵩むのと、車で行くと移動中寝られないのもつらいところ。

自家用車+JR(快速)

私の一番のオススメがコレ★

多分、豊岡市民には鉄板なのではないでしょうか!

 

篠山口駅まで車(高速利用)で行き、そこからJRの快速で大阪まで、という方法。

 

日高神鍋高原ICから丹南篠山口ICで高速を降り、篠山口駅まで

およそ1時間で680円(普通車、土曜日、ETC料金)。+ガソリン代。

 

篠山口駅から大阪駅までおよそ1時間で、1140円。

 

また、篠山口駅 ⇒ 大阪駅は22時半ごろ、大阪駅 ⇒ 篠山口駅は23時半ごろまで

終電があるので、仕事終わりの時間から大阪に向かったり、

夜ご飯まで楽しんでから但馬に帰ったりできるのでとても便利です!

 

それから、篠山口駅周辺には駐車場が山程あります!

駐車場の相場入庫から24時間300円または500円がメインですが、

中にはお得な入庫から24時間200円のところ(上部写真参照)も!

※「オープンキャンペーン」がいつまでかは不明です。

駐車場のお支払い方法も簡単。

ナンバープレートのナンバーを入力して200円×泊数の料金を入れて

出てきたレシートを車のフロントに置いておくだけ。

※他の駐車場は箱に料金を入れる方式もあります。基本前払い制です。

しかもしかも、篠山口駅のエレベーター付近の飲料自動販売機横には、

格安きっぷの自動販売機まであるではありませんか~!

多少ですが安くなるので駐車場代がチャラになるかも。

★まとめ★

ではでは、

改めて私が思うメリットデメリットをふまえてまとめます!

 

◆JR特急コウノトリ

<メリット>一番時間通り。本数が多い。乗り換えがない。寝られる。コンセントがある席がある。

<デメリット>料金が高い。旅行客の団体さんと車両が被ると騒がしい。

お昼の車内はお弁当、夕方以降はお酒とおつまみの匂いがすることが多め…!

 

◆高速バス

<メリット>駅よりも停留所が多く、家の近くから乗りやすい。全席コンセント&Wi-Fi完備。

寝られる。1日6便と比較的便が多い。乗り換えがない。

<デメリット>天候や渋滞に左右されるので時間が読みづらい。

 

◆飛行機

<メリット>移動時間が短い。助成金が出るので飛行機の割に安い。

<デメリット>天候に大きく左右される。空港までの移動や手続きが手間。

 

◆自家用車(大阪まで)

<メリット>大荷物でも楽。人数がいるときは一人あたりが安くなる。プライベート空間は完璧。

好きな時間に出発できる。深夜に出発もOK!ゆっくり遊べる。

<デメリット>寝られない。渋滞にはまると最悪。大阪の交通量や歩行者、信号の多さにイライラしがち。

大阪中心部は駐車料金が嵩む。

 

◆自家用車+篠山口駅からJR快速

<メリット>安く済む。適度にドライブ、適度に寝られる。1時間に1本快速がある。好きな時間に出発できる。

電車代が1140円なので感覚的にはかなり安く感じる。

運転も電車も1時間程度ずつなので、体感的に移動が長い気がしない。

大阪駅から篠山口駅までの終電が23時半ごろまであるので、ゆっくり遊べる。

<デメリット>篠山口に到着する時間をミスすると30分くらい次の電車を待たないといけない場合がある。

 

後半はかなり主観が入りましたが…。

篠山口駅から電車で行く方法がオススメとはいえ、

荷物が多いときや数人で行くとき、

目的地が中心部じゃないときなどは目的地まで車で移動したり、

読みたい本や考えたいことがあるときはバスで移動したり、

マイルが溜まるからたまには飛行機で移動したりもします。

 

その時の状況に応じて使い分けられるのが一番便利ですね!

但馬にいたら大阪まで遠いし交通費高いし出づらい、

というイメージだけになってしまうのは勿体ないので紹介させていただきました。

 

~さいごに~

紹介した料金、時間、助成額、便の本数などはすべて2018年6月現在のものです。

変更になっている場合もありますので、最新情報はご自身でお確かめいただくようお願いいたします。

また、中でも冬は積雪に伴い鉄道、バス、飛行機、車すべてにおいて交通状況が悪くなりますのでご注意くださいね。

この記事を書いた人

大森 友香

豊岡市日高町出身。
豊岡高校卒業後、大阪教育大学に進学し数学と家庭科を専攻する。
株式会社リクルートライフスタイルの旅行領域(じゃらん)にて、営業マンとして城崎温泉を中心に兵庫北エリアを担当。
その後、Uターンして2017年1月フリーランスとして独立。

主にターゲティングやブランディング、発信(見せ方)についての考え方や、コミュニケーションについての考え方を提案している。
今後は地域活性と人間関係コーチの二軸で事業を展開予定。
人間関係コーチとしては対人コミュニケーションの質を変えるべく活動中。

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