我が家のジビエ。
今年も冬が始まりました!
朝起きると。
雪だー!
2017年12月12日。
この冬初の積雪です。15センチほど積もりました。
例年はクリスマスくらいなのに、早過ぎです。
道路は、消雪装置のおかげで綺麗ですが、
歩道は…。
歩くのはちょっと大変だけど、
子どもたちは嬉しそう!
こんにちは!
豊岡に結婚を機に移住してきて11年と半分が過ぎました!
フリーアナウンサーからいつの間にかフォトグラファー。
三姉妹の母の井垣真紀です。
次の記事、楽しみにしてますね!!
と何人かの方に声をかけていただき、
書かないと…。
と思いながら、行き詰まっておりました。
飛んでるローカル豊岡の市民ライターを始めて一年が過ぎ、
なんだか書きたいことが、一回りしてしまった気がして。
そこに、
先週末、「飛んでるライター×SALON」
のイベントがあり、
またちょっと、伝えたい気持ちが盛り上がってきました。
移住してきたばかりの方、
移住を考えてる方、
Uターンしてきて良かった、と思ってる方。
いろんな方と交流ができました。
飛んでるローカル豊岡のサイトを見て、移住してきた!
という方もいて、
びっくり、うれしい驚きでした。
そんな週末。
すてきな贈り物をいただきました!
贈り物。
町内の、いつものおじさんが、
「いるかー?」
と。
「きゃー!!もちろんです!!』
といただいたのは。
さて、なんでしょう??
ビニールから透けてるものと、
末っ子の表情で当ててください(笑)。
ひゃっほー!!
嬉しくて小躍りする末っ子。
ビニール袋の中身は…。
じゃーん!!
鹿の肉です!
しかも、先ほどさばかれたばかりの。
まだ命の温もりを感じる鹿の肉。
猟師さんが持ってきてくださるのです。
「食べるかー?」
って。
うれしー!
今回は、骨つきの足と、背肉(ここが一番美味しい!)をくださいました。
骨つきの足は、さばき方を教えてもらい、
しばらく格闘。
写真は…、やめておきます。
なんとか、精肉化。
この赤身!
おいしそー!
「ええとこ(良い部分)」です!
鹿肉は、柔らかい赤身のお肉でとっても美味しい。
匂いがきついんじゃないの?
と言われますが、
私がいただく鹿肉は、
ほとんど匂いがなく、うっすら香草のようないい香りがします。
もちろん、これだけの量ではありません。
筋ごとに切り分けたお肉の形を切り整え、
キッチンペーパーで包み、保存。
筋肉も煮込みに使います。
すごい量。
3キロくらいありそうです。
今日は、
ママ友に教えてもらった食べ方で!
ニンニクとお塩、オリーブオイルでマリネして、
焼いて食べます!
鹿肉は脂身がないので、
焼きすぎると固くて美味しくない。
焼き加減が大切です。
私はさばくの頑張ったので、
焼くのはダンナさん。
熱伝導のいい底の分厚いフライパンで焼きます。
脂身がない鹿肉は、ゆっくり火を通すと硬くなるので、
さっと焼くのがおすすめ。
生で食べたらおいしいで!
とおっちゃんは言うけど、私はまだ勇気がない。
できたー!
おいしそー!
鹿肉の焼肉
おー!
おいしそー!
お野菜を盛り付けるのももどかしく、
もう口に入れちゃえ!
しあわせー❤️
うーん。やっぱり鹿肉、最高!
わーお!
骨つき!
原始人気分も楽しめて、サイコー!
私はこれで。
やっぱり鹿肉には、これでしょう。
いぇーい。
家族みんな、鹿肉が大好物。
お肉の中で何が一番好き?
と聞くと、
鹿肉!
と即答です。
脂身がなく、柔らかく、味が濃い。
このあたりでは、
鹿はとても増えていて、かなりの有害獣です。
畑の作物を全部ダメにしてしまったりします。
農家さんは大変です。
そこで、
増えすぎた鹿を猟師さんが駆除してくれています。
駆除した鹿の写真を撮って市役所に提出するそうです。
そう。うちは写真屋です。
いつも撮った写真をプリントしに来てくれているのですが、
去年やっと、
「この鹿はどうするんですか?え?食べないの?」
と話しかけたことがきっかけで、
「食べるか?」
といただくようになりました。
鹿肉は衛生面の管理が難しく、流通が整っていません。
なので、販売するのも、購入するのも難しいのです。
猟師さんにいただくしかありません。
初めてまだ温かいお肉をいただいた時、
ドキッ!として手を離したくなりました。
でも。
「スーパーでパックに入って売られている冷たいお肉」
が本当の姿でない。
と気づきました。
すぐに子どもたちを呼んで、子どもにも触らせました。
鹿さんのお肉、もらったよ。って。
うわ。ぬくい。
あの鹿さんだよね?
この辺りではちょくちょく見かける、目のくりくりした可愛い鹿。
そうだよ。
子どもたちにもわかって欲しい。
どんな食べ物も、命をいただいているんだ。
ということをわかって食べて欲しいと思います。
さっきまで生きてたんやなぁ。
ありがたいなぁ。
おいしくいただこうね。
おいしいなぁ!
といただいています。
本当にありがたいです。