「豊岡を子育てが楽しい町にしたい!」〜すてきなお母さんたち〜
子育て中のお母さんが作るイベント
こんにちは!
豊岡の城崎温泉に嫁ターンして12年。
今は、カメラマンで、フリーアナウンサーで、三姉妹の母でもある、
市民ライターの井垣真紀です。
10月最後の日曜日。
とてもいいお天気に恵まれた空の下、
「第2回 ハグハグフェスタ豊岡」が開催されました!
このイベントは、
豊岡市で子育て中のお母さんたちによる、子育て中のお母さんのためのイベント。
お母さんたちが作る「ハンドメイド雑貨」の販売、
赤ちゃんから大人まで楽しめる「ワークショップ」、
豊岡の人気飲食店によるフードの販売、ミニ縁日、
などなど一日中楽しめるイベントです。
今回はハロウィンが近かったので、ハロウィンも一緒に楽しもう!という企画でした。
第2回ハグハグフェスタ豊岡
イベントを企画したのは、豊岡市で子育て中のお母さん3人。
チラシにコンセプトが書いてあります。
「豊岡での子育てをもっともっと楽しもう!」
私は、このコンセプトに強く共感し、
今年の春の「第一回ハグハグフェスタ豊岡」にイガキフォトスタジオとして出店させていただきました。
そして、
とっても感動して、ぜひともまた参加させてください!
と二度目の参加でした。
うちは「Hugフォト!」と名付けて、
親子や家族、友達同士でぎゅっとくっついた仲良し写真を500円で撮りますよ。
というワークショップをしました。
親子や家族がぎゅっとくっついて、写真を撮られることを楽しんでほしい。
そんな思いで企画しました。
Hugフォト!
おかげさまで大盛況!
今回もあっという間に定員になりましたが、時間と体力が許す限り撮らせていただきました。
いろんな出会いがありましたよ。
ありがとうございます!
一部紹介しますね。
おかげさまでバタバタで、自分のブースを撮ることを忘れていましたが、
我が家も家族ぐるみで、三姉妹も一緒に参加しました。
小6の長女はHugフォトの受付を頑張ってくれました。
小4の次女は隣のお店のお手伝いを、
小1の三女は、お小遣い稼ぎに自分の古着を販売していました。
しかし、下のふたりは途中から飽きてしまって、
初対面のお友達と走り回って遊んでいました〜。
イベントの来場者数は1,000人以上!
第一回も盛況でしたが、第二回はさらに大盛況で、
1,000人以上の来場者があったようです。
他のイベントと違うところ。
さて、私が何に感動したかというと、
「子どもも大人も一緒になって楽しめる!」
というところ。
ん?
そんなの他にもあるんちゃう?
と思いますよね。
でも、このイベントでは、
お客さんだけでなく、お店をする方も子どもと一緒に楽しめるんです!
赤ちゃんをおんぶしながら手作りの雑貨を販売したり、
ワークショップの受付を子どもがしていたり、
スタッフも家族ぐるみでされていました。
こんなにおおっぴらに、
子ども連れでお店ができる、というのは初めての経験でした。
子どもがいてすみません。と思わなくていい。
「子どもがいてすみません。」
「子どもがうるさくてごめんなさい。」
いつのまにか、そう思うのが当たり前になっていました。
でも、お店側もお客様側も、
お互いにそんな思いをしなくてもいいイベントなのです。
お店をする大人は、子どもの預け先を考えなくてもよくて。
お客さんは子どもに、「走ったらダメ」「触ったらダメ」と言わなくて良くて。
子どももお店やさんごっこを楽しんだりして、お客様もそれを笑顔で受け入れてくれました。
お店やさんに飽きたら、初対面の子ども同士でも勝手に広場で遊んでいました。
お互いに、子どもがいることを許されていると感じる、とってもあったかいイベントでした。
企画運営してくれたお母さんたち。
企画、運営をしてくれたのは、豊岡で子育て中の3人のお母さんたち。
毎日早起きして、家事をして、子どもの世話をして、自分の仕事も持っていて。
それだけでもじゅうぶん、スーパーお母さんだと思うのですが、
なおかつ、「子育てしながらも、楽しいことがしたい!」
とこんな素敵なイベントを作ってくれました。
全てが手作りのイベントで、
準備も当日も、家族も巻き込んで、とってもとっても大変だったと思うのですが、
終わった後のこの笑顔!
ほんと、すてき!
そういえば、
出店者のお母さんも、お客さんのお母さんも、みんなすてきな笑顔でしたよ。
とっても嬉しくなりました。
子育てって。
子どもとの生活は、
びっくりするくらい幸せなことがいっぱいあるけど、それだけじゃない。
まるで手足を縛られてるかのような、そんな不自由な思いをすることもある。
何もかもが自分の思うようにはいかないし、
お母さんである自分が我慢しないといけないこともたくさんある。
それがいつの間にか当たり前になって、
お母さんは、いつも自分のことは後回しで、我慢する癖がついたりする。
でもね、自分の人生もある。
子どもが自分の人生を替わって歩いてくれるわけじゃない。
自分の人生は自分だけのもの。
自分で歩かないといけない。子どもも、お母さんも。
自分が今できないこと、しないことの理由を全部、子どものせいにしたらダメだよなぁ。
子育て中でも出来ることがある。
子育て中だからこそ、出来ることもある。
そう思わせてくれたお母さんたちです。
キラキラしたお母さんのこと、きっと子どもたちも大好きです。
「なんかいいことないかなぁ。田舎はつまらないなぁ。」
なんて言ってないで、自分たちで楽しいことを作る!
すごく素敵です。
私もがんばろ。
豊岡には、こんな素敵なお母さんたちがいますよ。