豊岡の実態大調査★ ~ Part.4 まち自慢【城崎エリア】編 ~

ご挨拶と「豊岡の実態大調査★」とは

こんにちは。
豊岡市日高町で生まれ、高校卒業までを豊岡市で過ごし、大学入学から社会人3年目まで大阪生活をした後、2017年1月から豊岡で個人事業主をしている大森友香と申します。

コーチングという仕事や学童補助員などをする傍ら、飛んでるローカル豊岡で市民ライターもしております。

そして!
「豊岡の実態大調査」と題して「実際豊岡市ってどんなとこよ?」をいろんな切り口からお伝えしております。

Part.1では「豊岡概要編」というちょいと大げさな名前をつけて、豊岡市を構成する各エリアの面積や人口内訳、豊岡市のお天気についてなどを簡単にまとめた記事を書きました。

次のPart.2では、1日のうちの一つの出来事を断片的に取り上げるのではなく、日常的な1日を丸々紹介してみよう! ということで二記事に渡って「自分密着24時」という記事を書きました。

そして、Part.3からは豊岡市を構成する各エリアの紹介をもう少し深めてみよう! ということで、一発目に豊岡エリアをご紹介する記事を書きました。

今回がそれに続くPart.4となっております!

Part.4は城崎〜!

城崎(きのさき)は、兵庫県北部の但馬(たじま)地域を代表する観光地(温泉地)です。

近年はインバウンド(訪日外国人)需要も増え、まちを歩けば様々な国から訪れる観光客が、浴衣を着て下駄をカラコロと鳴らしながら練り歩く姿がたくさん見られます。

Part.1の記事でも紹介しましたが、城崎は面積が31.19㎢と豊岡市を構成する6つのエリアの中でもダントツに小さく、人口も3,519人(2015年10月時点)と一番少ないです。

半径約1km程度の範囲に、7つの外湯と70軒以上の旅館、120を超えるお店や施設が所狭しと並び、多くの観光客で賑わっています。

ここ数年でどんどん新しいお店が増えていますし、これからもますます盛り上がっていきそうな城崎をちょこっとだけご紹介していきます!

城崎温泉観光協会に聞きました! まちの見所は?

まずは観光。城崎温泉観光協会さんにご協力いただきました!

すでに述べたようにかなり盛り上がっているエリアなので絞るのが大変でしたが、元じゃらんの営業マンで城崎温泉を担当していた身として、「これは外せないよ!」という3スポットを紹介します!

1位 柳並木の街並み
圧倒的1位ですね! THE「城崎と言えば」。
今時の言葉で言うと、めちゃくちゃ「映え」スポットなんです!

城崎といえば「柳並木×大谿川(おおたにがわ)」のこの景色!
個人的には、青々と綺麗な4〜7月が見頃だと思っています。
この時期には、カメラを持って城崎までつい出かけたくなります。
観光協会や浴衣ショップでレンタルすれば、日帰りでもカラコロと下駄を鳴らしながら浴衣でそぞろ歩きを楽しめます。
自前の浴衣ではなく1日レンタルだから、ちょっと冒険した柄の浴衣なども選べるし、楽しいですよ〜!

柳は、植物なのでもちろんずっと青いわけではなく、冬には葉がほとんど落ちてしまうくらい枯れます。
秋には秋らしい表情を見せてくれますし、柳の写真を見るだけで撮影した時期が判別できる程です。
昨年に関しては8月が暑すぎて、夏なのに柳が枯れていてビックリしました‼︎


2位 城崎温泉元湯
元湯とは、温泉が湧き出ている場所です。
城崎温泉の湧出温度は81と高温なので、真っ白な湯気が舞う様子を間近で見られます。
また、その元湯で温泉卵を作ったり、隣の足湯を楽しんだりもできます。

このスポット、冬は暖をとれてありがたいのですが、夏は蒸し蒸しとして近くにいたら汗がダラダラ……!

とは言え、場所がロープウェイのふもと、また、7つの外湯のうちの1つ「鴻の湯」のすぐ近くなので、駅の方から歩いて来た方には丁度良い小休憩スポットにもなります。

温泉卵作りも過去にトライしたことがありますが、卵の殻を写真映えするように一部だけ割って開けるのがなかなか難しい!
グループで行って「誰が一番綺麗に殻を開けられるか選手権」とかやったら楽しそうですね〜。


3位 城崎温泉ロープウェイ
ロープウェイの頂上からは城崎周辺の景色を一望できます。
また、頂上ではカフェや“かわらけ投げ”も楽しめます。
城崎温泉が2013年に「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に2つ星として掲載されたこともあり、最近は外国人のお客様にも好評の観光スポットです。

昨年、私も初めてロープウェイに乗りましたが、頂上のカフェは綺麗で落ち着くし、ジャングルジムなどの遊具もあって、大人気なく楽しんでしまいました。

皆様も是非!(笑)

城崎温泉観光協会に聞きました! まちのシンボルは?

続きましては、まちのシンボル。
こちらもたくさん候補が出ましたが、私の独断と偏見で1つだけご紹介いたします。

外湯(さとの湯・地蔵湯・柳湯・一の湯・御所の湯・まんだら湯・鴻の湯)

城崎といえばコレですね。
城崎温泉は外湯巡り発祥の地と言われており、特色の異なる7か所の温泉場を、カラコロと下駄を鳴らしながら浴衣姿で巡るのが風情溢れる城崎の定番の楽しみ方です。

写真は「一の湯」です。

外湯が7つあるとは言え、泉質は全て同じです。ただ、それぞれに云われがあったり、サウナや岩風呂など設備がそれぞれ異なっていたりするので、どこに行こうか選ぶのも楽しいですね。

【7つの外湯の云われ】

  • さとの湯 ふれあいの湯
  • 地蔵湯 家内安全・水子供養、衆生救いの湯
  • 柳湯 子授安産、子授けの湯
  • 一の湯 合格祈願・交通安全、開運招福の湯
  • 御所の湯 火伏防災・良縁成就、 美人の湯
  • まんだら湯 商売繁盛・五穀豊穣、一生一願の湯
  • 鴻の湯 夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯

また、各外湯で毎日一番のお客さんには「一番札」なるものが記念にプレゼントされます。
15時開湯の外湯もありますし、近場だと何度もチャレンジできるので、是非ゲットしてみてください。

各外湯に置かれているスタンプを集めるスタンプラリーでも、記念にしゃもじかお箸がもらえますよ〜!

城崎を担当していた営業マン時代には、いろんな旅館さんに宿泊させていただき、夜は外湯へ、というのが定番でした。柳湯だけ、小さめで温度も高いということだったので行かなかったのですが……。

城崎は私が住む日高エリアから車で40分程なので、有名な温泉地にふらっと行けてしまうのは豊岡に住む大きなメリットですよね。
観光客としてではなく普段利用する分には、サウナがあるか、露天風呂があるか、駐車場が近いかなどの違いで選べば良さそうなので、そういう点ではさとの湯あたりがオススメですかね!

外湯はもちろんのこと、まち歩きもコンテンツ豊富でかなり楽しいので、是非寄ってみてください!

城崎温泉観光協会に聞きました! 城崎出身のすごい人は?

続きましては有名人!
小さなまちからだって、出ていますよ、凄い人!

太田垣 士郎 (関西電力の初代社長)

ちょっと長いですが、関西電力の社長に就任、黒部ダム建設、関西経済連合会会長就任、なにわ賞・藍綬褒章などを受賞する、という素晴らしい人物なのでご紹介!

写真提供:城崎温泉無料写真集

明治27年2月、城崎の町医者「太田垣医院」の家に長男として生まれた士郎は、京都帝国大学経済学部を卒業し、日本信託銀行を経て阪急電鉄入社。
5年間阪急電鉄(合併して京阪神急行電鉄に)の社長を務めた後、関西電力の初代社長に就任。

戦後の電力不足の解決のために奔走し、約513億円におよぶ建築費とのべ約1万人という労働者、そして7年の歳月をかけた世紀の大事業「黒部ダム(通称:黒四【クロヨン】)」の事業を成し遂げた方です。

徹底して現場主義を貫いた士郎の信念は「怒らず、焦らず、恐れず」。
「四分の危険があっても、六分の可能性があれば私はやる」の他、数多くの名言も残しています。

黒部ダム建設の他にも関西経済連合会の会長を務めるなど、大阪、関西、近畿、さらに日本の経済と社会の発展を目指したとされています。

めちゃくちゃカッコイイ経営者さんだったのですね……!

 

温泉寺住職 小川祐章

写真提供:Igaki photo studio

「温泉寺は、城崎温泉の開祖 道智上人(どうちしょうにん)によって開かれた城崎温泉発祥の寺で、天平10(738)年に開創された聖武天皇勅願のお寺です。300年余り昔に海北友竹(かいほうゆうちく)の筆で描かれた、豊岡市指定文化財でもある『温泉寺縁起図』なども保管されています。

小川さんは、城崎温泉守護の寺、温泉寺の住職で、城崎温泉を心から愛し、城崎の伝統文化を守り伝える熱き青年僧です。」

※城崎温泉ステキ体験旅行社Webサイトより改変して転載

お友達に無茶ぶり。「まち自慢してください!」

城崎エリア編は、大森の過去記事にも度々登場していただいている、市民ライター仲間の西垣崇史さん(城崎にて「ブックストア・イチ」を経営されています)に再びご協力いただきました!

西垣さんは城崎をこんな風に語ってくれました。

「日常に温泉街があるって、なかなかない環境だと思う。
自分自身は、幼い頃から温泉で大きくなった印象がある。

というのも、最近は地域のコミュニティが薄くなっているという話をよく耳にするけど、温泉コミュニティでは自然と近所のおじさんと親しくなるし、いけないことをしたら叱られるし、社会的なルールをその中で教えてもらってきたような気がする。」

 

なるほど〜! という感じですね。

仕事で城崎を回っていると、黄色い帽子を被った小学生たちをまちの中でよく見かけます。
変わった光景のようにも思えますが、彼らにとってはそれが日常。

まちの大人たちや観光客の人たちがこれほど近くにいる環境で育つって、どこかひと味違った大人になっていくのでしょうか。

大森的「城崎エリア」のまとめ

城崎エリアは、豊岡市きっての観光地でありますが、地元に住んでいる者からしたらちょっとだけ違うのかもしれません。

なんというか、ユニバーサルスタジオジャパンの「年パス」のような感覚だと思っています。

というのも、「今回だけのチケット(=今回だけの旅行)」だと、全体のコンテンツを1回で楽しまないともったいない感じがしちゃいますが、「年パス(=いつでも何度でも行ける)」だと、気になるお店をじっくり時間をかけて見て回るも良し、柳並木を見ながら友人とゆっくりカフェで話すも良し、「カメラ活動」や「外湯巡り」「◯◯な時に丁度良いお土産探し」など何か特化したテーマを決めて堪能するも良し、という感じで贅沢な楽しみ方が何度でもできるなぁと思うのです。
そういうまち歩きができるのが、有名観光地の近くに住んでいる者のメリットじゃないかなと。

また、そういう風に自分自身が楽しんで何度も訪れれば、友人が遊びに来てくれた時にベストな案内ができます!
私が友人に城崎案内をすると「やっぱ地元の人と回ると“うんちく”とかも聞けるし、いろいろ知れて楽しいね〜」と鉄板で言ってもらえるので、友人にも城崎にもちょっと貢献した感があって嬉しいですよ。

きっとこれからもどんどん新しいお店や目新しいコンテンツなどが増えていくであろう城崎温泉に期待しています!

ということで、まち自慢【城崎エリア】編 でした!

<大森友香の過去記事>

鍋のアクティビティ紹介★パラグライダー 2018/4/26

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豊岡の実態大調査シリーズ

豊岡の実態大調査★〜Part.1 豊岡概要編〜   2018/11/26

豊岡の実態大調査★ 〜Part.2『自分密着24時』前編〜 2019/3/14

豊岡の実態大調査★ 〜Part.2『自分密着24時』後編〜 2019/3/23

豊岡の実態大調査★ 〜Part.3 まち自慢【豊岡エリア】編〜 2019/6/24

この記事を書いた人

大森 友香

豊岡市日高町出身。
豊岡高校卒業後、大阪教育大学に進学し数学と家庭科を専攻する。
株式会社リクルートライフスタイルの旅行領域(じゃらん)にて、営業マンとして城崎温泉を中心に兵庫北エリアを担当。
その後、Uターンして2017年1月フリーランスとして独立。

主にターゲティングやブランディング、発信(見せ方)についての考え方や、コミュニケーションについての考え方を提案している。
今後は地域活性と人間関係コーチの二軸で事業を展開予定。
人間関係コーチとしては対人コミュニケーションの質を変えるべく活動中。

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