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豊岡の美味しいお魚レシピvol.4~生わかめ編~

今年もわかめまつりが開催されました!

城崎温泉から車で5分程のところにあります田結(たい)の浜。

大好きな場所なので以前の記事にも度々登場しています。

まずはこちらを。

湿地は天然アドベンチャーワールド

海のそばで暮らすということ・後編 

 

ここで毎年5月に開催されるわかめまつりは地区をあげての大イベント。

毎年多くのお客様で賑わいます。

美味しさの秘密は…。

円山川の河口と日本海がまじわる場所に位置する田結のわかめは

神水(かんずい)わかめと呼ばれ、そのみずみずしさや食感が他の生わかめとは一味違うのです。

但し獲れるのは4月と5月の約2ヶ月間のみ。

わかめ干し場もあり乾燥わかめも製造されていますが、そのほとんどが市場には出回らず、

地元での消費で品切れとなります。

 

幻のわかめと言われている神水わかめ。

そんなわかめが食べ放題!?

そんな幻のわかめが心ゆくまで堪能できるのがこの田結のわかめまつり。

こちらの生わかめしゃぶしゃぶは、なんと食べ放題で無料なんです!!

 

しゃぶしゃぶするだけでさっと色が変わります。

はい。この通り。

こちらにポン酢やマヨネーズなど、お好みで頂きます。

他にもわかめうどんやわかめ餅、わかめおにぎりなど

美味しい生わかめ料理がずらりと並び、幸せなひととき。

 

こちらは生わかめの配布に並ぶ人々。

なんと先着で、持ち帰り用の生わかめも無料の大盤振る舞い。

 

貴重な神水わかめを存分に満喫できるイベントです。

 

我が家の生わかめレシピをご紹介

ほとんどが地元で消費されている神水わかめ。

田結の近くに住んでいるため、ありがたい事にたまに頂くことがあります。

 

そんな生わかめを使った我が家の料理で、一番よく作るのはパスタ。

麺が茹で上がる直前に、カットした生わかめを入れると

麺と一緒に仕上がって簡単便利。

カルボナーラにも合いますが、あさりやタコなどの魚介と一緒に

ペペロンチーノにしても相性抜群。

麺と合うのでパスタだけでなく、時には鶏肉のフォーにしてみたり。

もちろんうどんにも。

いろんな具材と合わせてサラダにも。

生ハムや茹でたまごと。

フライドオニオンと一緒に胡麻ドレッシングもお気に入り。

こちらは生わかめのゼッポリーニの生地。

小麦粉・強力粉とイーストを混ぜて丸めて揚げるイタリア料理。

程よい塩気がワインにもぴったり。

こちらは生わかめのアヒージョ。

ホタルイカと一緒にアヒージョも。

この時のアヒージョは手巻き寿司の具材でした。

こちらは義理の母に教えてもらったちょっと変わった一品。

タラと生わかめを蒸してあるのですが、

味付けはなんと酒と塩とプレーンヨーグルト。

海藻はクリーミーな感じにも合います。

豆乳鍋に入れても美味しそう。

もちろん和風の料理にも!

モロヘイヤやオクラといっしょにねばねばおひたしにしてみたり。

岩津葱(いわつねぎ・豊岡市と同じ但馬地域の中にある朝来市の特産品)と椎茸と一緒に

酒と醤油とちょい胡麻油でさっと炒めて、お酒やごはんのおともにも。

 

薄味をつけて炊いた炊きたての桜飯に

細かくカットした生わかめをさっと混ぜると

簡単生わかめごはんの完成。

 

魚介で四季を感じる暮らしを満喫させて頂いていますが、

春と言えばやはりこの生わかめ。

多忙なカニシーズンを終えて、ほっと一息つく頃に食卓に並び

春の訪れを教えてくれる生わかめなのでした。

この記事を書いた人

桶生美樹

2000年10月、こども英会話の講師を辞めて魚市場で働く夫とミレニアム婚。生まれ育った姫路から大阪へと移り住む。2002年日韓ワールドカップ終了を機に、サッカーをこよなく愛する夫は大阪の魚市場を辞めて、実家が営む城崎温泉の魚屋を継ぐことを決意。夫婦で豊岡市へと移住することに。現在城崎温泉と日本海の美味しい魚にすっかり魅了され、魚介で四季を感じる暮らしをすっかり満喫中の3児の母。
(株)おけしょう鮮魚
お食事処 海中苑
☎0796-29-4832

http://www.okesyo.com/

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