移住者交流イベント〜神鍋高原スキー体験会〜が行われました!

こんにちは!
広い豊岡市の中でも雪がよく降る地域、神鍋高原出身の市民ライター、飯田です!
2025年2月16日(日)、神鍋高原のアップかんなべスキー場にて「移住者交流イベント~神鍋高原スキー体験会〜」が行われました。
なんと
・豊岡市役所からの送迎バスあり
・スキーレッスンなどが選べて手ぶらで楽しめる
という、同じ豊岡市でも冬にはなかなか行きにくかった神鍋高原へ、運転不要&手ぶらで楽しめるという企画です。
ちなみにこのイベントは昨年に初開催したところ、大変人気だったため今年も行うことになりました。
今年は雪も多く、当日は天候にも恵まれる「The Day」な1日となりました。
*The Day = スキーやスノーボードのシーズン中に数回あるかないかの最高のコンディションで滑ることができる日
バスに乗って市役所出発!

地元のバス会社のバスに乗り、いざ豊岡市役所から神鍋高原へ。
この日は移住者とその家族、市内の大学生に加え、なんとミャンマー出身の方やブラジル出身の方が参加する、なんともグローバルなイベントに。
私たちスタッフや市民ライターのメンバーも含め、20名もの方が集まりました。
(数日後にも神鍋高原の別のスキー場で、このイベントに参加してくれたブラジル出身のアルベルトにたまたま会いました。どんだけ楽しんでるんだアルベルト!)
レンタル借りて準備も万端

レンタル一式はうえの平ゲレンデの京屋さんへ。
種類も豊富で案内も丁寧。スタッフもフレンドリーなショップです。
スキー初体験の参加者さんも慣れない手つきながら初めて履くスキーに喜んでいる様子でした。
スキー講師の方と合流

スキーの講師は昨年と同じく、神鍋高原を中心に派遣でスキー講師をしている、名色スキー学校の皆さんにお願いしました。
ベテランのおっちゃんたちです。
顔合わせの時に
「今日はよろしくお願いします。」
「よろしく」
「この方は〇〇さん、この方は〇〇さん、ミャンマーの方ですが、日本語は少しできるようです」
「了解!但馬弁は?」
「それはわからないと思います」
と言う小ボケをはさみながら、和やかにスタートしました。
スキータイムスタート



参加者の中にはスキーレッスンを受ける人もいれば、フリータイムで自由に滑る人、山小屋でくつろぐ人など思いおもいに過ごしていました。
当日は日曜の午後ということもありスキー客のピークは過ぎたものの、賑わいを見せるゲレンデ。
同じ豊岡市でも観光に来たような気分で楽しんでいました。
上級者チームはあれこれコースを満喫し楽しそう。
スキーレッスンチームは頑張ってリフト乗車にチャレンジ!
昨年参加した市民ライターの田上さんは、今年はレッスンチームの補助にもまわり、アドバイスする場面も。
スキーを通じ交流が生まれていました。



スキータイムの2時間もあっという間に終了。
少しコツを掴んだ人や、初めてのスキーに苦戦した人などいましたが、みなさん疲れながらもいい表情でした。
交流タイム


最後はみんな集まっての交流タイム!
改めての自己紹介で感想を言い合ったり、共通点を見つけたり、参加者さん自体が盛り上げてくれて楽しいひとときでした。
冬の神鍋高原に来るのが初めてだという人も楽しんでくれたようで、「すぐにでもまた来たい」という声もいただき嬉しくなりました。
私も神鍋高原の歴史や土地や気候、そして年々雪が少なくなっている現状と、雪が降る神鍋を守るために取り組んでいる内容などをお話しさせていただきました。
雪がなくなったら、全員負け。

POW Japanの広告より
最後に、このメッセージをご存知でしょうか。
「アウトドア アクティビティに情熱を注ぎ、そのフィールドやライフスタイルを気候変動から守るために行動する仲間たちの力となる。」
をミッションに掲げ、気候変動対策などの活動をされている、POW Japanが昨年発表したメッセージです。
この強いメッセージにドキッとしましたが、雪を残そうという強い意志に改めて共感しました。
日高神鍋観光協会では2023年よりサステナブルツーリズム委員会を発足し、「気候変動×観光」をテーマに活動しています。
POW Japanさんも観光協会の活動をいつも応援してくれています。
今年は雪が多く降り、私にとっては嬉しいシーズンでありましたが、この雪は当たり前ではなくなってきています。
今年の雪に感謝しつつ、来年もまたスキー体験交流会ができることを願っています。