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変わりゆく街で~仕事と暮らし~ vol.2

出会い

市民ライターとして記事を書かせていただくようになり早2年が経ちました。

 

「飛んでるローカル豊岡で記事を読んだのですが…」

と、突然テレビ局の方から連絡をいただき、

撮影で人気芸人さんが自宅に来られて料理をふるまうことになったり。

ある時は城崎への移住を考えておられる子育て中の方から

突然お電話を頂いただき、城崎での子育てや暮らしについて尋ねられたり。

(この春本当に引っ越してこられるそうです!)

この2年間いろいろなことがありました。

そんなある日のこと、

「飛んでるローカル豊岡を見たのですが…」

という方から、SNSでメッセージをいただきました。

京都市が運営するイノベーションキュレーター塾というところで、

社会にイノベーションを起こそうとする人の伴走者となるべく、

視野を広げるための様々な講義を受けておられる女性の方からでした。

 

その講義の中で、城崎国際アートセンターの芸術監督でもある

平田オリザさんの授業を受け、今豊岡がアートの街、演劇の街として

変わろうとしていることに興味を持たれ、

“是非一度アートセンターを訪れてみたい!”

“実際にそこで暮らしている人の話も聞いてみたい!”

ということでメッセージをくださり、

話は進んで実際に城崎温泉を訪ねてこられることになりました。

城崎国際アートセンター

私との待ち合わせの前に…

まずは城崎国際アートセンターを訪れて田口館長より

豊岡市におけるアートセンターの役割や活動の内容、

また城崎温泉で行われている新しい取り組みについて話を聞かれたそうです。

 

城崎国際アートセンターに関してはこちらの記事も。

「豊岡での生活に足りなかったもの。アートがある暮らし。」 井垣真紀

「ダンスや演劇が当たり前のようにそばにある 〈城崎国際アートセンター〉」 田中友里恵

 

アートセンターやアーティスト・イン・レジデンス、また地方創生のことなど、

館長から聞かれた話のグラフィックレコーディングを後日見せてくださいました。

文章にするよりも分かりやすいのでご本人と館長の許可を得て公開。

 

話の中で、成長する町の雰囲気を体感することができ

ワクワクされたそうです。

話は尽きず、もっと色々とお聞きしたかったそうですが、

電車の時間があったため、かけ足で次は私との待ち合わせ場所へ。

待ち合わせしていたのはこちら。

 

かつて“ときわ本館”という老舗の旅館が建っていた地蔵湯横の跡地に、

昨年11月にオープンした

カフェ&BBQレストラン“TOKIWA GARDEN”。

はじめまして!

なんと。

私の早とちりで、女性の方が1人で来られるのかと思っていたら、

こんなにたくさんの方が訪ねてきてくださいました‼

皆さん京都のイノベーションキュレーター塾で学んでおられる方々で、

その肩書きも様々です。

初対面なのに話ははずみ、私が移住してきた経緯から、

現在の豊岡市での暮らしのこと、仕事のこと

いろいろとお話させてもらいました。

この時のグラフィックがこちら。

可愛く描いていただいてありがとうございます!

話した内容を全てうまくまとめてくださっています。

話は盛り上がり、気がついたら帰りの電車の発車15分前。

せっかく城崎温泉にお越しいただいたのに、街歩きや温泉を楽しんでいただく暇もなく

最後は皆さんダッシュで駅へ…という結末に。

 

話している間にいろいろな偶然や共通点が見つかり、

京都と城崎の新たな繋がりを感じました。

「また何か一緒にできたらいいですね!」と話しています。

(※スッポンは円山川沿いで一度見たことがあるだけで、

街中を頻繁にウロウロしている訳ではありません)

最後にまとめのグラフィック。

興味を持ち、即連絡を頂き、実際に訪れて…

その素晴らしい行動力に脱帽です。

 

今回初対面の方とお話をしたり記事を書いたりすることで

自分の暮らしを客観的に見つめなおしてみると、

日々の暮らしと、昔ながらの伝統を受け継ぎ続けられてきている仕事や文化が

密接に繋がっていることも改めて感じました。

 

雑誌で特集されていた変わりゆく城崎温泉での暮らしと仕事。

そしてその取り組みに興味を持ち、実際に遠方から足を運んで

訪ねてきてくださった方々。

暮らしと仕事、仕事と暮らし。

そして新たな出会い。

やはりこの街はおもしろい。

ローカルだけど飛んでいます。

この記事を書いた人

桶生美樹

2000年10月、こども英会話の講師を辞めて魚市場で働く夫とミレニアム婚。生まれ育った姫路から大阪へと移り住む。2002年日韓ワールドカップ終了を機に、サッカーをこよなく愛する夫は大阪の魚市場を辞めて、実家が営む城崎温泉の魚屋を継ぐことを決意。夫婦で豊岡市へと移住することに。現在城崎温泉と日本海の美味しい魚にすっかり魅了され、魚介で四季を感じる暮らしをすっかり満喫中の3児の母。
(株)おけしょう鮮魚
お食事処 海中苑
☎0796-29-4832

http://www.okesyo.com/

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