春の訪れを告げる神馬草

心躍る春

海のそばで暮らし、魚介で四季を感じる暮らしを満喫させていただいていますが、

一番好きな季節はやはり春。

新芽がまだ柔らかい海藻類が店頭にちらほらとお目見えすると、

温かい春の訪れをすぐそこに感じて心がはずみます。

みんな大好き神馬草

中でも一番好きなのがこちらの“神馬草(じんばそう)”。

昔病気の馬が、この海藻を食べて治ったことから

こう呼ばれているのだとか。

地元では“ジンバ”と呼んでいます。

 

赤褐色の海藻ですが、

熱湯に入れた瞬間、数秒で鮮やかな緑色に。

シャキシャキ食感で歯ごたえが良く、

噛むたびに磯香りがふわっと口の中に広がります。

 

昔は船のエンジンに絡まったりするために

厄介な海藻だと思われていたそうですが、

最近はその栄養価の高さと美味しさから人気が出てきているそうです。

 

我が家の食べ方をご紹介!

まずはベーコンとチーズでガーリックオムレツ。

カットした神馬草をサッと茹でて小分けにしておくと

何にでも使えて便利。

卵との相性も抜群です。

いろんな野菜と一緒にハムや卵も加えるとご馳走サラダに。

すり胡麻もたっぷり加えて胡麻ドレッシングで食べるのがお気に入りです。

シャキシャキ感がたまりません。

お好み焼きに入れてみたり。

麻婆豆腐にしてみたり。

ひじきのように炊いてみたり。

毎日食べても飽きません。

子どもたちからは「お母さん!またこれー?」

と言われても負けません。

パスタにもあうんです!

パスタを茹でる時、ラスト1分あたりで

麺を茹でているお鍋の中に洗ってカットした神馬草を投入。

するとちょうど麺と神馬草が程よい茹で加減に仕上がります。

そういえば、ちょうど去年の今頃。

「飛んでるローカル豊岡のサイトを見て電話したのですが…」と

某テレビ局の方から電話が。

 

津居山の魚介を使って自宅でお料理をしてもらえませんか?

ということで、石田靖さんが自宅に来られた時には

神馬草とホタルイカのパスタを作りました。

石田さんも神馬草は初めて食べられたそうで、

その食感と磯の香りに驚かれていました。

旬の時期が同じなので、ホタルイカとは良く一緒に使います。

こちらはオリーブ油とポン酢で。

タコと一緒にあえ物にしたり。

豚キムチもお気に入り。

豚肉との相性もバッチリなので豚汁にもしてみたり。

そろそろ、「もう飽きました…」と言われそうですが後少し。

チキン南蛮のタルタルソースに混ぜてみたり、

神馬草&ハム&もやしもシンプルだけど最強のトリオ。

味付けは鶏ガラスープ、にんにく、胡麻油で。

そして最後は忘れてはならない“神馬草ごはん”。

薄味で炊いた炊きたての桜飯に、洗って細かく刻んだ神馬草

をさっと混ぜると一気に鮮やかな黄緑色に。

鰹節も加えて完成です。

そんなこんなでいろいろと楽しませてもらっている

大好きな神馬草。

飽くなき新レシピへの挑戦は今年もまだまだ続きます。

この記事を書いた人

桶生美樹

2000年10月、こども英会話の講師を辞め、魚市場で働く夫と結婚。姫路から大阪へと移り住む。2002年日韓ワールドカップ終了を機に、サッカーをこよなく愛する夫が大阪の魚市場を離れ、実家が営む城崎温泉の魚屋を継ぐ為城崎へ。城崎温泉と日本海の美味しい魚にすっかり魅了され、魚介で四季を感じる豊岡での暮らしを満喫中。3児の母
(株)おけしょう鮮魚
お食事処 海中苑
☎0796-29-4832

http://www.okesyo.com/

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