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豊岡へ移住して気づいた、子育ての贅沢。竹野スノーケルセンター「磯の生き物観察」体験レポート

こんにちは、大阪から豊岡に移住して4年目のコザキです。

小学校低学年の娘が夏休みに入って最初の週末。
豊岡市から車で約30分の竹野スノーケルセンターで開催された「磯の生き物観察」に参加してきました。

▲磯へ駆け出す娘

関西屈指の透明度を誇る山陰海岸国立公園・竹野の海。環境省の海水浴場水質調査では最高ランク「水質AA」に選ばれるほどの美しい海で、磯ではカニやヤドカリ、小魚、ウミウシなど、たくさんの生き物たちが暮らしています。

引用:竹野スノーケルセンター

水族館が大好きな娘は、水槽や図鑑で見ていた生き物を目の前で発見するたびに大興奮。

「さがす」「つかまえる」「かんさつする」を繰り返す時間は、遊びでありながら最高の自然体験でした。

▲水中メガネを駆使して探索に没頭する娘

豊岡移住の魅力の中でも、この「竹野の海」は私の中でかなり上位に入っています。

今回は、豊岡へ移住されたご家族や移住を検討されている子育て世代の方に向けて、実際のプログラムの流れや参加して感じた魅力を詳しくご紹介します。

「磯の生き物観察」当日の様子

午前9時、竹野スノーケルセンターに集合。

センターに着いてまず驚くのが「ファミリーに優しい好立地」という点。
施設から磯まで歩いて15秒。地下1階のレクチャールームからだと海まで5秒なんです。

引用:竹野スノーケルセンター

小さな子を持つ親としては、休憩所やトイレ、駐車場やロッカールームやシャワーが近いのはものすごく安心。
全国的に見てもここまで海と施設が近い自然体験施設は多くないそう。
さすがは環境庁の直轄施設、海の自然と親しむための条件が高水準です。

▲竹野スノーケルセンターの館内

この日の豊岡市の最高気温は37度。「真夏日」を越える「猛暑日」でした。
出かける前は「熱中症になりそうな暑さでイベントを楽しめないのでは…」と思っていましたが、センター内に入ると空調がしっかり効いていてひんやり。安全面への配慮が行き届いているなと感じました。

更衣室で海に入る服装に着替えたら、レクチャールームに移動してプログラム開始。

まずは、生き物観察のプロから目の前の大浦湾の特徴や生息している生き物、観察のやり方などを教えてもらいます。

▲イラストを豊富に使って、子どもにもわかりやすく解説

そして、箱メガネや網などの道具を持って岩場に移動し、観察開始!

岩場の水深は浅めで、深いところでも大人の膝丈くらい。
小学3年生以下はライフジャケットも無料で貸し出されるので安心です。

▲親子で本気になって探索

▲顔をつけるのが苦手な子どもも、箱メガネがあるので簡単に探せます

生き物が見つかるたびに、娘が「パパ、いたー!!!!」と喜びの声を上げます。

水族館の水槽は「用意された生き物」ですが、こちらは「自分で探しだした生き物」。確実に見つかるわけではないので、出会ったときの感動はレベルが違います。

▲捕まえた瞬間、父はヒーロー。

そして、海の宝石と呼ばれる人気のアオウミウシも発見!

▲あざやかな青に黄色い模様、オレンジ色の触角が特徴

アオウミウシは目標としていた生き物だったので、つかまえたときの娘の興奮は最高潮でした。

熱中症にだけは気をつけないと、と小まめに娘とレクチャールームへ戻って水分補給させるのですが、すぐに「パパ早くいこう!!!!」と磯へ向かう娘。良い意味での「熱中」になっていました。

▲時間ギリギリまで探索してました


 

観察後、レクチャールーム前で海の生き物の解説をしていただきました。
今回見つからなかった生き物も実物が用意されていて、触れることができます。

「生き物が見つけられなかったら子どもが泣くのでは…」という不安がある親御さまも、こういう救済措置があるので安心です。

プログラムスタッフさんにお話を伺いました

今回のイベントを担当してくださった、竹野スノーケルセンターのプログラムスタッフ 関圭子さんにお話を伺いました。

――「磯の生き物観察」の魅力的な点は?

大人も子どももしゃがんで同じ目線で海の生き物を見て「同じ体験」を共有できるのが一番の魅力です。小さなお子さまからご年配の方まで、年齢関係なくファミリーで体験して頂けると嬉しいです。

建物からすぐ近くで楽しめ、道具も揃っているので手ぶらでOKです。子どもの安全に配慮した内容になっていますので安心してご参加ください。3歳からとなっていますが、2歳でも保護者が一緒にいればご参加いただけます。

――どんな方がイベントに参加されていますか?

主に豊岡近郊のファミリー層にご参加いただいていますが、SNSや動画配信サイトで知られて県外や関東からもご参加いただいています。時期が変わると見つかる生き物が変わるので、リピーターの人もいらっしゃいます。また、この「磯の生き物観察」は学校行事でも活用されています。

――今の時期の特徴は?

水温が30度に達しないので、寒くもなく暑くもなくのちょうど良いシーズンです。熱帯魚が近づいてきたりもします。

――最後に、このイベントに興味を持った方へメッセージをお願いします。

今回のような低学年向けのプログラムで竹野の海を好きになっていただき、スノーケルやカヌーなどでもっと広い海、もっと魅力的な場所へチャレンジして竹野の海の素晴らしさに出会っていただきたいと思います。

小さな子どもがいる家族におすすめのイベントです

娘が目を輝かせながら夢中で生き物を探す姿を見て、「これが豊岡暮らしの特権だな」と改めて感じた一日になりました。

豊岡市街地から車で約30分。子どもたちが本物の海で遊び、学び、発見できる竹野の海。都会では旅行として計画するような自然体験が、豊岡では「ちょっと海でも行こうか」と気軽に出かけられます。

大阪に住んでいた頃なら、宿泊や渋滞を考えながら予定を立て、せっかく遠くまで行くのだから「あそこにも寄ろう」「これも見せてあげたい」と一日がかりの大イベントに。帰宅後には旅の荷物の片付けと、翌日の仕事や学校の準備などが待っています。

でも豊岡では、そんな自然体験がたった30分。子どもの体調や天候を見て「今回はやめて、また来週行こう」と気軽に予定を変えられるのも、この距離だからこそ。

自然体験が「頑張って行く場所」ではなく、「暮らしの延長」になっているんです。

以前住んでいた大阪には、素晴らしい科学館や水族館があります。展示や解説から学べることはたくさんあります。

ですが、自分の手で岩をめくり、「いた!」と天然の生き物を見つけた瞬間の感動は、水族館では味わえない特別なもの。用意された展示を見る楽しさとは違い、自分で見つけた発見は子どもの心にずっと残る特別な体験になると思います。

豊岡への移住を考えている方には、私は「竹野の海」という存在をぜひ知ってほしいと思います。豊かな自然が身近にあり遊びが学びへ変わる環境は、この地域ならではの大きな魅力です。

竹野の磯の生き物観察は、子どもはもちろん、親にとっても「豊岡で暮らす価値」を改めて実感できる本当におすすめのイベントでした。

私たち家族も、次はスノーケル、そしてジオカヌーへと段階的にチャレンジして、竹野の海の素晴らしさを発見していきたいと思います。

この記事を書いた人

コザキマサヨシ

大阪府豊中市出身。グッズデザイナーとして主に山陰但馬の特産品をモチーフにした雑貨を企画・販売する「まんぷく雑貨店」を運営。大阪で出会った妻が豊岡出身で、2023年に「妻ターン」にて豊岡に移住。子どもは2人。豊岡ならではのゆったりとした環境を家族で楽しみつつ、子どもにとってもより良い豊岡になるよう製作経験を活かして地域貢献活動に勤しむ。

https://manpuku-zakkaten.stores.jp/

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