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飛んでるスキー場生活~その2~

少し前の話になりますが、2月連休(10~12日)の真ん中の日曜日。

スキー場の集客が一番多くなる日です。

この日は連休をスキー場で過ごす家族連れのお客様がたくさんお越しになり、連日降り続く雪が道路に積もり北近畿豊岡自動車道日高神鍋高原IC降り口から神鍋高原まで渋滞が続いてたそうです。

日高神鍋高原IC

こんにちは!

豊岡市で起業して1年半、飛んでるローカル豊岡編集部・ライターの西垣です。
この記事を書いているのはスキーシーズン真っただ中の2月。
当たり前なんですが雪って降り始めるとどんどん積もるんですよね。
スキー場のある地域では、一晩で40cmくらい積もる事もあります。

つまりいくら前日に積もった雪をかいても
翌朝には昨日片づけた分の雪がまた積もってしまっています。

帰宅後に家の前に積もった雪をかき分け
車に積もった雪を下ろしてもまた翌朝には元通りになっています。

「もう雪降らんといて!」

とみんなが口を揃える訳ですね。

雪の降り積もった道路を車が滑って事故しないように運転し・・・・
とにかく今年も雪が盛りだくさんの生活をしております。

さてさて今日も豊岡市街地から車で20分で行ける神鍋高原のスキー場のお話です。

前回の記事はこちらから

飛んでるスキー場生活が始まりました!

 

アップかんなべ

今日はスキー場に遊びに来られた方々にインタビューをしてみようと思います。

こちらは奈良から来られた高校3年生のの皆さん

Q「今回はどうして神鍋を選ばれたんですか?」

A「本当は長野に行こうと思ったんですが宿泊先が取れなくて。そしたら神鍋高原の民宿を見つけました!」

なるほどなるほど。

 

Q「豊岡市に住んだら冬は仕事帰りでもナイターでスキーが出来るから住んでみない?」と誘ってみました。

 

A「やっぱり都会に住んでバリバリ働きたいです!」

若者たちはそう簡単に地方には住んではくれませんね(笑

それでも高校生たちは「来年もまた神鍋に遊びに来ます!」と言ってくれました。
来年も待ってるよ~!

お次は京阪神から来てくれたヒナカちゃんご家族です。
お父さんはもともとウインタースポーツが大好きで今日はお子さん達と初スキーとの事です。

ヒナカちゃん(右))「おうちは雪が積もらないから…ここは雪がたくさんあって楽しい!」

お父さんから逆質問で

「スキー場のロッジで働いている人たちはみなさんスキーが上手いんですよね?」

いいえ、僕たちのロッジで働いているスタッフは全員スキー・スノーボードが出来ません(笑)

お父さんは「僕だったらこんな素敵な場所で働けたら毎日滑りますよ!」とおっしゃってました。

※あくまでうちのロッジの場合です。他のロッジやスキーレンタルのスタッフにはスキーやスノーボードの国体出場経験者がおられたりします。

画像はありませんがウインタースポーツがしたくて数年前に豊岡市に移住をしてこられた方も来ておられました。

この日は大阪の友達と一緒に滑りに来られたようです。

「別のスキー場で”ロッジが1軒空いてるからお店してみる?”って誘われちゃったよ~」

その方は来シーズンにロッジ運営をしようかと思案中とのことです。

 

冬だけの仕事になるので、シーズンオフにどうやって生計を立てるかという問題はあります。

良くあるのが自営業の方はホテル・飲食店の運営をしながらとか、普段は農家をしながら冬はスキー場で働いておられる方もおられます。

 

スキー場の仕事ではスタッフのリフト代が無料になることがあります。

仕事の合間や休みの日に滑っておられるスタッフもよくおられます。

短時間でも毎日滑ると驚くほど速いスピードで上達できるそうです。
※スキー板レンタルショップのスタッフ談

 

みんなそれぞれの方法で雪を楽しんでおられます。

 

さて、夕方になりましたのでこの日もCLOSEです。

残念ながらスノボを楽しむ時間はありませんでした。

僕らのロッジのスタッフがゲレンデデビュー出来る日はあるのか?(笑

来シーズンもお楽しみに!

この記事を書いた人

西垣崇史

兵庫県城崎温泉出身。高校卒業後に大阪で映像を学ぶ。
ITインフラが地方でも普及した事で”都会と地方の距離が無くなった”と感じUターン。
市内企業の勤務を経て2016年に「人が集まる場所を作る」をテーマに個人事務所を設立し独立。
飲食と宿泊機能を持つ書店「BookStore iChi」の経営の傍ら株式会社EVAの代表取締役を務める。プロデュースした短編映画「桜が咲く頃 交わした約束は、」がマドリード国際映画祭で外国語最優秀短編映画賞を受賞。

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