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豊岡の美味しいお魚レシピ vol.1~はたはた、沖きす~

底引き網漁が解禁しました!

城崎温泉から車で分5分程の所に位置する津居山漁港には

大きな漁船が並んでいます。

大きな網を海底にうち、この船で網を引き、中に入った魚やカニを

水揚げしている“底引き網漁”の漁船です。

11月6日の“松葉がに漁解禁日”は毎年テレビニュースでも

報道され有名ですが、底引き網漁の本当の解禁日は11月ではありません。

本当の解禁日は9月なんです!

底引き網漁の解禁日は9月1日です。

同じ底引き網で漁をする“松葉がに”だけが

少し遅めの解禁(11月)となっています。

では9月1日に解禁されて食卓に並ぶ魚介はと言うと…。

 

はたはた

豊岡市民の食卓によくあがる魚のベスト5には入るであろうハタハタ。

地味な見た目ですが、実はとっても美味しいんです!

食べ方もいろいろ。

シンプルだけど実は一番おいしいのではないかと思うのは

塩焼き。

加熱後にお腹と背中をキュキュっと押すと背骨がスルっと抜けるので、

食べる時も骨を気にせず食べられます。

これは子どもたちも大得意。

誰が一番きれいに骨が抜けるか競争です。

 

そして定番は甘辛い煮つけ。

解禁後すぐの頃は卵や白子も入っていて、

得した気分に。

それをごはんにのっけて“はたはた丼”に。

子どもたちはその上から生卵をおとすのもお気に入り。

白子だけを生姜と一緒に炊いてみたり。

唐揚げにすると一人5匹はぺろっといけます。

普通の食べ方に飽きたら、こんなことも。

はたはたの焼きチーズグラタン。

もっと飽きたら塩麹の中華粥なんかも。

店では“へしこ”にしてみたり

干物はもちろん城崎温泉の人気土産のひとつでもあります。

そんなこんなでいろいろ美味しい“はたはた”です。

沖きす

お次は沖きす。

天ぷらでおなじみの“白きす”にその姿が似ていることから

“似ギス(ニギス)”とも呼ばれています。

塩焼きはもちろん煮つけも定番ですが我が家では…

 

唐揚げが人気。

素焼きにしてあっさりおろしのポン酢かけ。

フライはアボカドソースにディップしたり。

アーリオオーリオペペロンチーノ。

 

 

ここまでくると子どもたちに

“お母さんこの魚もう飽きた!”

…と言われますが、それでも懲りずに

 

香草チーズ焼き。

素朴ながらもやっぱりいろいろ美味しい沖きすです。

 

まだまだ続く、豊岡底引き網レシピ。

美味しい続きは「豊岡の美味しいお魚レシピ vol.2」へ…

この記事を書いた人

桶生美樹

2000年10月、こども英会話の講師を辞めて魚市場で働く夫とミレニアム婚。生まれ育った姫路から大阪へと移り住む。2002年日韓ワールドカップ終了を機に、サッカーをこよなく愛する夫は大阪の魚市場を辞めて、実家が営む城崎温泉の魚屋を継ぐことを決意。夫婦で豊岡市へと移住することに。現在城崎温泉と日本海の美味しい魚にすっかり魅了され、魚介で四季を感じる暮らしをすっかり満喫中の3児の母。
(株)おけしょう鮮魚
お食事処 海中苑
☎0796-29-4832

http://www.okesyo.com/

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