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メンテしないと車が錆びる? 雪国移住後、初の下回り洗車体験

大阪から豊岡に移住して4年目のコザキです。
4年目にして初めて、セルフ洗車機で「下回り洗車」というものをやってみました。

今回のテーマは雪国で暮らす人にとって必須とされている融雪剤(塩化カルシウム)による錆対策の洗車について。

車の寿命を延ばすメンテナンス、これから豊岡に移住する方のために情報を共有しておきたいと思います。

融雪剤(凍結防止剤)について

写真の白いつぶつぶが融雪剤(凍結防止剤)の塩化カルシウム。冬の豊岡では山間部や橋・高速道路などで、スリップ事故を防ぐために散布されます。

塩化カルシウムは空気中の水分を吸収し、溶けるときに熱が発生する性質を利用して雪や氷を溶かします。駅弁の容器によくある水を入れるだけで弁当が温まる、あの仕組みと同じです。

この融雪剤が車の下回りに付着するとどうなるのか。空気中の湿気を吸って常にじわっと濡れた状態が続き、さらに塩分の影響で金属の腐食を一気に進めてしまいます。

JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)ではこのように注意喚起しています。

融雪のため道に撒(ま)かれている塩化カルシウム等は、車の錆の原因となってしまうことも。潮風の強い沿岸や、融雪剤が撒かれた道を走った後は、早めにボディの塩化物を落とすことが望ましいです。

引用:JAFメイト「みなさん、愛車を洗っていますか? 洗車の本音を大調査!」

なので、融雪剤のつぶつぶが撒かれた区間を走行した後や雪シーズン終わりに洗い流すと車が長持ちします。

家庭用散水ホースの水圧だとちょっと不十分

融雪剤の洗浄は、家庭用のホース散水だとやや力不足のようで、タイヤハウス(タイヤ回りのボディ側)や車体底面などの奥まった部分に届きにくく、泥と一緒に固まった融雪剤を落としきれないことがあります。

家庭用ホースでの洗浄のコツは、汚れが乾く前に洗い流すこと。汚れがこびりつくと強い水圧が必要になるので、雪道から帰宅したらすぐに洗車すれば表面の融雪剤は落とせるそうです。

普段は家庭用ホースでこまめに洗い、シーズン終わりに高圧洗浄でスッキリさせるというやり方が、お金をかけず手軽にできるメンテナンス方法とのことです。

セルフ洗車機の使い方

セルフ洗車機前でもたもたしないよう、下回り洗車の操作方法をYoutubeで予習しておきました。

私が行ったところは項目を選択するだけの簡単仕様。

まずはゲート前の操作パネルで洗車内容(シャンプーだけやコーティング込みなど)を選択し、オプションで「下回り洗車」を選びます。

ゲートが上がったら、音声案内に従って指定された停止位置まで進み、停車。あとは機械が自動で洗車してくれます。

※ 洗車機によっては停止位置に行くまでに底面を高圧洗浄するものもあります。この場合は停止位置まで時間をかけてじわじわと進んで下回りを洗うのが良いそうです。

▲下回りを高圧洗浄!

▲昔と比べてブラシがやわらかくなり車に傷がつきにくくなったそうです。

▲仕上げのドライヤーで水を吹き飛ばします

(※吹き飛ばし残しがあるのでタオルがあると水垢予防になります)

▲タイヤ回りがぴかぴかに

▲シャンプーと下部洗浄で440円(※2026年3月の価格)

洗車機利用の注意点としては、窓はしっかり閉める、エンジンは止める、ドアミラーは畳む、特殊な装備品(車の左前に装着するフェンダーポールやボンネットの先のフェンダーミラーなど)の選択をする、などです。装備品選択をしないと破損の可能性があります。

洗車機の説明看板には注意書きがたくさん書いてあるので、ゲートに並ぶ前に熟読しておくのをおすすめします。

防錆(塩害)コーティングについて

下回り洗車について豊岡在住の人に話を聞いてみると「車検のたびに防錆コーティングをしている」という声がありました。

車の底面に防錆剤を塗布する施工で、価格は1万円から5万円くらい。防錆効果の持続年数や保護力は値段に比例します。

冬シーズンが始まる前などにコーティングしておくと、下回り洗車との合わせ技でさらに錆から車を守ることができます。

コーティング代はちょっと家計の負担になりますが、車によっては5年後10年後の下取り価格が数十万円レベルで影響したり、マフラー腐食やブレーキ周り腐食による交換費用が数十万円かかったりするので、将来的なリスク回避のひとつになります。

車をきれいに乗りたい人や良い車に乗っている人、こまめな下回り洗車が面倒な人などは防錆コーティングも検討するのが良いと思います。 

雪道を走ったら早めに洗車を

▲次々と車がセルフ洗車機にやってくる

自動車整備のプロに話を聞くと、「ちゃんと洗車してない車は数年で劣化がわかる」「タイヤ周りとマフラー周りは錆びやすいから念入りに洗ったほうがいい」とおっしゃってました。

今回のセルフ洗車機デビューでやり方がわかったので、冬シーズンはこまめに下回り洗車をしたいと思います。
まだ融雪剤の洗浄をしていないという人は、4月や5月でも遅くはないそうです。ゆっくりと進行している腐食を止められるので、タイヤ回りを確認して下回り洗車にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

なお、家庭用高圧洗浄機と噴射角度が調整できるノズルを買えば自宅で下回り高圧洗車メンテができます。
車をピカピカにするのが好きな人や洗車場まで行くのが面倒な人、予算や置き場に余裕のある方などは買っておくのもおすすめです。
(私は準備や片づけが面倒だとやらなくなるタイプなのでしばらくはセルフ洗車機に頼ります)

雪があまり降らない地域から豊岡へ車を持ってきた人は、カーメンテナンスを雪国仕様にしておくと安心です。
雪遊びできる場所や冬の魅力スポットが豊富にある豊岡。下回り洗車を習慣化して、これからもたくさん冬ドライブを楽しみたいと思います!

この記事を書いた人

コザキマサヨシ

大阪府豊中市出身。グッズデザイナーとして主に山陰但馬の特産品をモチーフにした雑貨を企画・販売する「まんぷく雑貨店」を運営。大阪で出会った妻が豊岡出身で、2023年に「妻ターン」にて豊岡に移住。子どもは2人。豊岡ならではのゆったりとした環境を家族で楽しみつつ、子どもにとってもより良い豊岡になるよう製作経験を活かして地域貢献活動に勤しむ。

https://manpuku-zakkaten.stores.jp/

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