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秋だ収穫だ!夢の豊岡ぶどう食べ比べ!

秋の味覚「ぶどう」で贅沢三昧!

豊岡暮らしもそろそろ3年。ゲストハウスと食堂の運営に奮闘するもりめです。

今回は一度はやってみたかった贅沢企画を実現!
「ここにあるぶどう、全種類ください!」

秋の味覚の筆頭「ぶどう」。
豊岡でもたくさんの種類が生産されており、青果店やスーパーなどには、豊岡で育ったたわわなぶどうたちが並びます。

そのぶどうたちを好きなだけ頬張りつくす!
夢のような企画を勝手に実行しましたので、皆さんのぶどう欲を掻き立てるがごとくレポートします!

「豊岡ぶどう」はブランド品!

豊岡では寒暖差のある気候をいかし、半世紀以上前からぶどう栽培が行われ「豊岡ぶどう」としてブランド化しています。

コウノトリが野生復帰を果たした街・豊岡市。昭和30年代に始まるぶどう栽培は、化学肥料と農薬の使用を抑えた、人と環境に優しい安全・安心のぶどう栽培へと進化しています。そして、兵庫県の「ひょうご安心ブランド」、豊岡市の「コウノトリの舞」という認証ブランドを取得し、より安全・安心で高品質なぶどうをお届けしています。

JAたじまさんHPより
https://www.ja-tajima.or.jp/tokusan/yasai/budou.html

濃厚な味わいとみずみずしさが特徴で、いまでは20種類以上生産する農家さんや、ぶどう狩り農園、ぶどうジュースカフェもオープンしました。

2021年からは地域おこし協力隊が豊岡ぶどう生産団体に着任するなど、いっそう力を入れて生産しています。

いざ実食!豊岡ぶどうをいただきます!

豊岡の地元野菜や果物が集まる「たじまんま」さんにて購入。購入時並んでいた全8種類、それぞれ400円から700円で、食べやすいサイズを選んで食べ比べしました。
※あくまでも個人的感想であること、生産者や時期によって味や育成具合に違いがあること、それぞれご了承ください。

1.安芸クイーン
色:やや赤みがかった黄色
大きさ:丸い大粒(4㎝程度)
味:甘みが強く酸味はほどほど
皮:はじける嚙み心地

2.クイーンニーナ
色:赤みの強いピンク色
大きさ:楕円状の中粒(3㎝程度)
味:身はしゃくしゃくとした歯触りで、甘味酸味ともに落ち着いて上品
皮:しっかり張りがある

3.ゴルビ
色:リンゴのような薄赤
大きさ:丸く特大粒(約5㎝)
味:酸味はほぼなく、甘さの中に少し渋みがある大人の味。身は固めでしゃくしゃくとした歯触り
皮:厚めで弾力がある

4.ヌーベルローズ
色:オレンジがかった薄赤
大きさ:楕円状小粒
味:実が多く、甘味が十分で酸味は少ない
皮:ぷちっとはじけ、渋みや酸味がなく食べられる

5.ベリーA
色:濃い紫色
大きさ:楕円状の中粒
味:甘さは控えめで酸味とのバランスがよく渋みもほどよい
皮:柔らかいが厚め

6.BKシードレス
色:赤みの強い濃い紫
大きさ:丸い中粒
味:身は少し弾力があり、甘みと酸味がしっかりしている
皮:厚めでしっかり張りがある

7.ピオーネ
色:黒に近い紫
大きさ:丸い中粒
味:身は柔らかく、甘みが強いが酸味と渋みは残る程度で香りが強い
皮:柔らかい

8.シャインマスカット
色:鮮やかなライトグリーン
大きさ:楕円状で中粒
味:甘味が強く酸味は低く、しゃくしゃくとした歯触りで、香りが強い
皮:弾けるように歯切れがよく、実との一体感があって食べられる

豊岡で食べよう!おいしい豊岡ぶどう!

食べて食べて食べまくった豊岡ぶどう!

特に印象的だったのは「ゴルビ」。その大きさもさることながら、ビワや洋ナシのような歯ざわりが、今まで出会ったぶどうとはまったく異なり「え、これぶどう?」と驚きの声が出てしまいました。

そして「ベリーA」と「BKシードレス」。ベリーAと巨峰の掛け合わせでできたのがBKシードレスで、なんと親子の食べ比べとなりました。いずれもぶどうを凝縮したような味わいで、呑み助のもりめにはワインを飲んでいるような感覚でした(笑)
果汁をたっぷり絞って、自家製ノンアルコールワインさながらにいただきたいですね。

同じぶどうと言えど、味も触感も香りもそれぞれですが、すべて共通することは「種がほとんどない」ということ。日々おいしさや食べやすさの研究も続いているのですね。

他にも、巨峰や藤稔、デラウェア、ナイアガラなど、8月から10月までたっぷり楽しめます。

豊岡市内のスーパーや青果店だけでなく、最盛期には農園そばでの直売所や出張店舗など、身近な場所で豊岡ぶどうと出会えます。
生産者の方とお話ししながら、選べることも産地ならではですね。

豊岡には旬の味覚がいっぱい!

豊岡のブランド青果は、豊岡ぶどうだけではありません。実はいちごも豊岡ブランドとして生産されています。
そのほか、但東のシルクコーン、神鍋高原キャベツ、八代オクラ、中筋ショウガなど、豊岡の各地域の農家さんが丹精込めて作る地場の青果はお勧めしきれないほどたくさん!

四季を通して旬を食で楽しむ豊岡暮らし。これからもおいしいものたくさんいっただきまーす!

この記事を書いた人

森 恵美

愛媛県大洲市生まれ。京都市の伝統工芸の世界でwebデザイナーとして務め、独立を機に2018年から豊岡市に移住。
新米豊岡市民として東奔西走しながら、豊岡での暮らしを楽しみ始めたばかり。
趣味は旅とマラソン。「そうだ〇〇、行こう。」と思いつきで出かける、突発的トラベラー。よく食べよく飲む。
2020年に豊岡駅前エリアでのゲストハウス開業し、絶賛おかみ修行中。

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