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子ども連れで楽しむ豊岡演劇祭、我が家の観劇スケジュール例

豊岡演劇祭まで1ヶ月を切りました!

こんにちは、大阪から豊岡に移住して3年目のコザキです。

小学校低学年の子どもが2人いる我が家。豊岡演劇祭は移住してから毎年楽しみにしている秋の家族イベントのひとつです。7月25日にチケットが一般発売開始となって、すぐに子どもと楽しめそうな公演のチケットを購入しました。

 

昨年の演劇祭が終わった頃、地域の友人家族と話していたら
「演劇祭、いつの間にか終わってた」
「毎年盛り上がってる感じだけど何を見たらいいのかよくわからない」
「県外の演劇好きの大人向けのイベントなんじゃないの?」
などの受け答えがあり、これはちょっともったいないなと。

▲昨年(2024年)のto R mansionさんの公演

たしかに豊岡演劇祭は大人向けの知的でアートなプログラムが多いのですが、中には家族向け・子ども向けのプログラムもあります。

お芝居やパフォーマンスを観たあとの子どもたちは、毎回「面白いものを見た!!」と満足そうな表情を浮かべていました。演劇祭が良い体験や新しい発見につながっているのだなと実感しています。

また、演劇祭のプログラムの中には18歳以下無料という公演もあります。物価高で家計に余裕がなくなってきている今だからこそ、お芝居が無料で楽しめるのはとても有難いです。

 

どのプログラムが子ども向けでおすすめなのかを探すのが面倒だという人のために、実際に我が家が予約したプログラムや行く予定のイベントをご紹介したいと思います。

演目選びの参考例のひとつにして頂ければ幸いです。

我が家が行く予定の豊岡演劇祭のプログラム

▲画像引用:『DIVE/JOURNEY』 | 豊岡演劇祭2025 Toyooka Theater Festival

■『DIVE/JOURNEY』to R mansion
https://toyooka-theaterfestival.jp/program/14476/
日時:9/13(土)13:30
会場:道の駅「神鍋高原」イベントホール
上演時間:約30分
料金無料・予約不要

【プログラム内容】
ド派手でクール、笑いと驚きいっぱいのフィジカルシアター
“To dive or not to dive?”
時にサイレント映画のスラップスティックコメディのように、時にレトロなミュージックホールように、また時には、子供の頃に何度も読んだ冒険物語のように、、、、ド派手でクール、クレージーで心優しい四人組がお届けする笑いと驚きいっぱいのフィジカルシアター。地球一周ほどの距離を旅しながら、旅と人生をテーマに、たくさんのアイディアと発明を重ねてつくり続けた2019年発表の新作パフォーマンス。中東やヨーロッパのフェスティバルからも招聘される人気作です。
(※『DIVE/JOURNEY』プログラム紹介文より引用)

【このプログラムを選んだ理由】
to R mansionさんは昨年の演劇祭の演目を観て子どもが大いに感動していました。子どもは「ちょっと退屈になるとすぐに飽きてしまう」ことが多いと思うのですが、客席との受け答えや大きなわかりやすい動きでずっと子どもの心を惹きつけていたのが印象的でした。
予約不要なので子どもの急な発熱などでのキャンセルによる損失の心配もなく、上演時間30分の短さは子どもの「トイレ!」の心配も少なく、会場の道の駅かんなべで観劇後に温泉も楽しめるのが演目選びの決め手となりました。

▲画像引用:『Workers ワーカーズ!』 | 豊岡演劇祭2025 Toyooka Theater Festival

写真:宮脇慎太郎 提供:豊岡演劇祭実行委員会

 

■『Workers ワーカーズ!』瀬戸内サーカスファクトリー
https://toyooka-theaterfestival.jp/program/14023/
日時:9/14(日)14:00
会場:香住区中央公民館
上演時間:約60分
前売一般:2,000円 当日一般:2,500円
前売当日共に18歳以下:無料
前売U25・学生・障害者割引:1,000円 当日障害者割引:1,500円 うずまくパス:1,000円

【プログラム内容】
大工の仕事がサーカスに?!
職人技とサーカスが生み出す、これぞ日本の現代サーカス。
「風土とともにつくる現代サーカス」を掲げる瀬戸内サーカスファクトリーの意欲作!これまでに鉄、石、和紙など様々な地域のものづくり産業とコラボレーションし、舞台芸術と日本のものづくりを掛け合わせ、数々の実験で化学反応を生み出してきた瀬戸内サーカスファクトリー。「Workersワーカーズ!」では日本の伝統的な大工の技で生み出された高さ4mの櫓を、釘一本使わず、舞台上でゼロから組み上げていきます。アクロバティックに、時にコミカルに、時に不思議感覚で、次々に繰り広げられる場面に目が釘付けになること請け合い。サーカスの概念を一新する、唯一無二の現代サーカスをご覧あれ!
(※『Workers ワーカーズ!』プログラム紹介文より引用)

【このプログラムを選んだ理由】
うちの子どもは大道芸のアクロバットなパフォーマンスが好きなので、サーカスの曲芸も楽しめそうだなと思いました。大工の仕事とサーカスの融合という試みも面白く、うちの子どもはレゴなどの組み上げるおもちゃが大好きなので「舞台上の櫓が組み上がっていく様子」にも興味を持ちそうだなと思ってチケットを購入しました。

▲画像引用:『あらしのよるに』 | 豊岡演劇祭2025 Toyooka Theater Festival

題字◎あべ弘士 提供:豊岡演劇祭実行委員会

 

■『あらしのよるに』to R mansion × 川村亘平斎
https://toyooka-theaterfestival.jp/program/14473/
日時:9/14(日)16:30/19:00 9/15(月・祝)11:00/14:00/17:00
会場:豊岡市民会館 大会議室(会館棟4階)
上演時間:約60分
前売一般:2,800円 当日一般:3,200円
親子チケット(大人1名+高校生以下子ども1名):3,500円
前売当日共に高校生以下:1,000円 うずまくパス:無料(要事前予約)

 

【プログラム内容】
to R mansion最新作!
影絵×パフォーマンス×ライブ演奏

絵本『あらしのよるに』を、パフォーマンスカンパニー to R mansionが、インドネシアの伝統影絵「ワヤン・クリット」を現代的に表現する川村亘平斎、現代音楽家イーガルとの共同創作。現実と非現実を行き来する、笑いと驚きに満ちた世にも優しく美しい物語の世界へご案内。終演後は影絵体験コーナーあり。
(※『あらしのよるに』プログラム紹介文より引用)

【このプログラムを選んだ理由】
to R mansionさんのパフォーマンスなので安心して楽しめるうえに、名作絵本『あらしのよるに』が題材になっていることに惹かれました。さらに、インドネシアの伝統影絵をもとにしているので異文化に触れるきっかけにもなりそうだと思いました。終演後には影絵体験コーナーが用意されていて、見るだけでなく実際に体験できることも購入を決めた大きな理由になりました。

日本トップクラスの大道芸「フリンジストリート」

 

日本トップクラスのジャグリングやパントマイムなどの大道芸が間近で楽しめる「フリンジストリート」も毎年楽しみにしています。

こちらは豊岡エリアと城崎エリアに行く予定です。

 

■Fringe Streetフリンジ ストリート 豊岡エリア
https://toyooka-theaterfestival.jp/program/9690/
会場:市役所本庁舎前市民広場
日時:9/19(金)17:30~22:00 9/20(土)17:30~22:00 9/21(日)17:30~22:00
会場:本町稲荷神社
9/19(金)13:00-15:30 9/20(土)13:00-16:30 9/21(日)13:00-16:30
料金:無料(チップ・投げ銭制)

 

■Fringe Streetフリンジ ストリート 城崎エリア
https://toyooka-theaterfestival.jp/program/9265/
会場:城崎温泉駅前、城崎駅通り公園、木屋町小路、四所神社、御所の湯前、地蔵湯前、北柳通り
日時:9/13(土)15:00~21:30 9/14(日)15:00~21:30 9/15(月・祝)15:00~21:30
※18:00-20:00はパフォーマンスなし
料金:無料(チップ・投げ銭制)

 

■Fringe Streetフリンジ ストリート 江原エリア
https://toyooka-theaterfestival.jp/program/15204/
会場:江原駅前イベント広場
日時:9/13(土)18:00-21:00 9/14(日)18:00-21:00
料金:無料(チップ・投げ銭制)

 

■Fringe Streetフリンジ ストリート 新温泉エリア
https://toyooka-theaterfestival.jp/program/15210/
会場:湯村温泉ポケットパーク、湯村温泉観光交流センター薬師湯、湯村温泉内
日時:9/14(日)13:00-15:00 9/15(月・祝)11:00-15:00
料金:無料(チップ・投げ銭制)

 

予約が面倒な人はフリンジストリートへ

 

フリンジストリートは予約不要。当日に思い立ってすぐに行けるので、まずはここから「豊岡演劇祭」の雰囲気を感じに行くのもいいかもしれません。

 

▲ジャグリングのお手伝いをして満足そうな息子

 

パフォーマーさんとの距離が近いのもフリンジストリートの良いところ。運が良ければパフォーマンスのお手伝いができることもあり、子どもの心に残る特別な体験になります。

 

どのプログラムも子どもにとっては良い出会いに

以上、子どもと楽しむ豊岡演劇祭の我が家のスケジュール参考例でした。
少しでもお役に立てればうれしいです。

なお、今回ご紹介したプログラム以外にも子どもが楽しめそうなプログラムはあります。また、「子ども向け」として紹介しましたが、親目線で「うちの子が楽しめそう」と思っただけですべての作品は子どもにとって良い学びや刺激になると思います。

プログラム内容を見てピンときたなら、もしかしたらそれが人生に影響を与える良い出会いになるかもしれません。

 

最後にチケットについての注意点ですが、入場が予約番号順のこともあります。子どもの体調管理で予定が組みづらいとは思いますが、早めにチケットを取った方が良い席に座ることができます。

日本各地から演者やパフォーマーが豊岡に来る、またとない機会。今年もしっかり楽しんでいこうと思います!

 

■豊岡演劇祭 公式サイト
https://toyooka-theaterfestival.jp/

この記事を書いた人

コザキマサヨシ

大阪府豊中市出身。グッズデザイナーとして主に山陰但馬の特産品をモチーフにした雑貨を企画・販売する「まんぷく雑貨店」を運営。大阪で出会った妻が豊岡出身で、2023年に「妻ターン」にて豊岡に移住。子どもは2人。豊岡ならではのゆったりとした環境を家族で楽しみつつ、子どもにとってもより良い豊岡になるよう製作経験を活かして地域貢献活動に勤しむ。

https://manpuku-zakkaten.stores.jp/

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