ハイクオリティな但東町のPVができました
こんにちは。但東在住、市民ライターの西垣由佳子です。
今回、但東町のプロモーションビデオが完成したとのことで、制作者の皆さんにお話を聞いてきました。
まずはそのビデオをご覧ください。
作ったのは3人の中学生!
――まず初めに、今回の動画を作ったきっかけを教えてください。
(池上)学校の研修旅行で東京へ行く予定だったのですがコロナ禍で行き先が変わって、生野銀山や神鍋、但東町などの地元を巡って地域の魅力を再発見することになりました。そこでたんたん温泉の岡田さんと出会って話をするうちに、発信力が弱いんじゃないかと…SNSを使ってもっと世の中に但東町の魅力をアピールする方法があるんじゃないかと思いました。
(大槻)僕たちは3人とも動画編集が趣味だったので、それならプロモーションビデオを作ろっか、みたいな感じで作り始めました。但東が自然豊かなところだとは知っていましたが、もっと直に発信できたら、と思って…。
――動画を見せていただくと、中学生が作ったとは思えないほどの仕上がりですが、何かこだわった点はありますか?
(西垣慎)構図、音、色などいろいろな点にこだわりました。あと、3分50秒の動画の中で緩急をつけて、見る人をなるべく飽きさせないことを心掛けました。でも今は直したいところだらけです(笑)
――この動画を観てくれる皆さんに伝えたいことはありますか?
(西垣慎)但東町の澄んだ空気を感じてほしいですし、まずは何より但東町を知ってほしいです。
――これからの皆さんの活動について教えてください。
(池上)これで終わりではなくて、第2弾も作りたいですし、動画だけではなく但東町でのイベントなども手伝えたら、と思います。この動画には英語やウクライナ語の字幕もつける予定なので、世界にも但東の魅力を発信していこうと思っています。今回、企画から撮影、編集、プレリリースまで全て自分たちでやったことも貴重な経験になりました。
撮影期間にはテスト勉強が入ったり、ドローンが墜落して行方不明になったりと、ハプニングもたくさんあったとか。しかし撮影の度に美味しいご飯をごちそうになったり、お茶を飲ませてもらったり、地元の人たちと触れ合ってきたからこそ、但東の人の温かさを動画に織り交ぜたかったそうです。
コロナ禍での研修旅行をきっかけとして生まれた人とのつながり。そして動画を作って新たに生まれた人とのつながり。豊岡で生まれて豊岡で育った子どもたちが作ったプロモーションビデオは、そんな縁を手繰りよせながら次の未来につながっていきそうです。