皆さん、こんにちは。市長の門間雄司です。
このたび、二十歳(はたち)という記念すべき節目を迎えられた皆さんに、心からのお祝いを申しあげます。
また、今日までの20年間、深い愛情で皆さんを育ててこられたご家族、ご親族の皆様に、また、皆さんを見守り続けてくださった地域の皆様に、心からお慶び申しあげます。
皆さんが生まれ育った、ここ豊岡市も、皆さんと同じく、昨年“はたち”になりました。昨年の11月には、こちらの会場で市制20周年を記念した式典を開催し、若い世代の皆さんに参画いただき、未来への大きな期待を感じる「豊岡らしさ」あふれる一日となりました。私たち豊岡市もまた、この節目を新たな出発点とし、6つの地域の魅力を活かしながら、市民の皆さんと共に未来へ向かって歩みを進めていく、そう決意を新たにしたところです。
みなさん一人ひとりに、ここ「ふるさと豊岡」の好きなところや、心に残る大切な場所があるのではないでしょうか。
ここ豊岡は、個性豊かな魅力にあふれています。
「経済と行政の要を担う鞄のまち」。「1300年の歴史を誇る温泉のまち」。「日本海の恵みと北前の文化が息づくまち」。「植村直己の冒険スピリットを受け継ぐ、豊かな自然と産業が調和するまち」。「古き良き城下町の面影を残すまち」。「豊かな山里の自然と住民の絆が魅力のまち」。語り尽くせないほどの、“ふるさと”の魅力はまだまだあります。
ここで嬉しいニュースも一つ、ご紹介します。
すでにご存知の方も多いかもしれませんが、出石永楽館が、熱狂的な大ヒット映画「国宝」のロケ地になりました。片岡愛之助さんが座長を務める「永楽館歌舞伎」をきっかけに、地元の皆さんとともに大切に磨き上げてきた魅力が、今や世界中から注目されています。昨年の11月には、映画の都・ハリウッドや演劇の聖地・ニューヨークでも上映され、反響を呼んでいます。
先ほどお話しした市制20周年記念式典のトークイベントでは、豊岡市竹野町出身で人気漫画「ONE PIECE」の2代目担当編集者の土生田高裕さんに登壇いただきました。土生田さんは、豊岡・竹野の普通の家庭に生まれ育ちました。そこで養われた「豊岡・竹野で育った人間の感覚」を作者の尾田栄一郎先生に創作段階で意見を強く求められたと語られ、田舎で過ごした時間と経験が、将来大きな強味になるというメッセージを届けてくださいました。
私は、市民の皆さん誰もが、心から「このまちが好きだ」と胸を張って誇れるようになって欲しいという思いを、大切にしています。
そして、これからも、「とよおか」ならではの魅力が誇りとなり、その輝きが世界に向けて力強く発信されるように。皆さんの夢や希望を叶える舞台となるように。そんな願いを込め、市を挙げて取り組んでまいりたいと思っています。
ここ豊岡で、あるいは世界で、挑戦される皆さんを、私たちは、いつでも応援しています。いつの日か、皆さんがこのまちで、あるいは別の地で得た経験や力を、再び豊岡に持ち帰り、次の時代を共に作ってくれることを心から願っています。
最後になりましたが、本日の「はたちを祝う会」の開催にあたり、20歳の皆さんで構成された実行委員会のメンバーが中心となって準備を進めていただきました。本日までの企画や準備などのご尽力に対し、深く感謝を申しあげます。
皆さんのこれからの人生は可能性しかありません。皆さんがますます輝き、素晴らしい未来を創られることを祈念し、お祝いのことばといたします。
本日は、誠におめでとうございます。




