カミノ家流、城崎マリンワールドの楽しみ方! NEW施設の日和山海岸ミュージアムに行ってきました!
知ってましたか?
豊岡って、30分圏内にスキーが出来る場所も、マリンスポーツができる場所も、温泉もあるって。すごいでしょ。
そんな豊岡にUターンして10年目に突入しました。市民ライターのカミノです。
生まれ育った私にとっては、そんな環境は当たり前のことです。
その内の一つでもあるこの場所、皆さんはご存知?
城崎マリンワールド

よく考えたら、今まで記事に登場していないことが驚きです…!
豊岡市内にある、唯一の水族館です。
私たち豊岡市民にとって、城崎マリンワールドが生まれて初めていく水族館の人も多いと思います。
私も幼い頃から何度も足を運んでいますし、
兵庫県が取り組む「トライやる・ウィーク(中学生の職業体験活動等)」では、当時の学生たちに大人気だった城崎マリンワールド行きを獲得して、1週間の職業体験をした誇るべき歴史まであるのです(人生一番の自慢話)。
私にとっては、それくらい身近で大切な水族館です。
なのに、なのになんと…!
うちのお店で働くスタッフのヒロコちゃんったら、行ったことがないらしいのです…!

ちょっとあなた、嘘でしょ! 絶対行った方がいいって!
豊岡で働いて6年ほど、結婚2年目のヒロコちゃん。
そんなヒロコちゃんに伝えるつもりで、カミノ家流の城崎マリンワールドの楽しみ方を教えちゃいます!
ゴールデンウィーク明けの5月中旬、家族揃って行ってきました。
マリンワールドへは豊岡駅から車で20分
城崎マリンワールドへは、豊岡駅から車で20分ほど。
城崎温泉で途中下車したい気持ちをぐっと抑えて、そのままさらに円山川沿いを進みます。
豊岡駅や城崎温泉駅からも、日和山行き(城崎マリンワールド行き)のバスが出ているので
それに乗って行くこともできます。
わが家はいつも、マイカーで向かいます。
駐車場は有料だよ
マリンワールドにほど近い駐車場は700円、少し離れた場所なら600円で時間制限なく駐車できます。

そんなに離れていないので、わが家はいつも遠い方に駐車します。
離れた駐車場から水族館に向かう時に通る、このトンネルもお気に入りだったりします。


到着したら、年間パスでスマートに入園!

入園料は大人2600円、小人1300円(小・中学生)、幼児650円(3歳以上)。
カミノ家は子どもたちと私だけ、年間パスを持っています。
ちなみに年間パスは大人7000円、小人3500円、幼児1500円なので年間3回行くなら元が取れちゃいます。
ヒゲ主人が休日に仕事の日でも、小さな子どもたちと遠足代わりに遊びに行けるので昨年の秋にゲットしました。
なのでカミノ家はいつもお弁当を持って行きます。
この日も、おにぎりとサラダを持って。
え?オカズがないって?
それには訳があるんですよ。
アジバーで美味しく、楽しく!
城崎マリンワールドは、水族館にしては珍しいアジの釣り堀があるんです。
しかも釣れたてのアジをバケツごと向かいの施設に持っていくと、さばいて天ぷらにしてくれます。
たくさん釣れるので、これが立派なオカズになるのです。
ちなみにアジ釣りは竿1本650円で針が切れるまで続けることができます。
釣ったアジは1匹50円で天ぷらに調理してくれますよ。
この揚げたての天ぷらが美味しいのです!

お弁当を食べながらショータイム!
城崎マリンワールドの館内は、このショースタジオでお弁当を食べることができます。
ショーの時間帯は混雑するので、前後の人の少ない時間帯に座って食べることをオススメします。

何と言っても、城崎マリンワールドはショーのクオリティが高い!
まるで吉本新喜劇のような展開で、出演する生き物たちと飼育員さんが劇団員に変身します。

笑いどころがたくさんあって、お客さんを巻き込みながら進んでいく展開には、会場みんなが大笑いする楽しいショー。

いろいろな水族館に行きましたが、ショーの面白さは城崎マリンワールドがナンバーワンだと勝手に思っています。
城崎マリンワールドの飼育員さんの魅力と、生き物たちの可愛さや賢さを存分に楽しむことができます!
何度も来ているから、もう何回も同じ話を観ているのに笑ってしまいます。
何度観ても面白いというのは、本物の証拠ですよね。
この春できた施設、日和山海岸ミュージアム

2019年4月25日、城崎マリンワールドの中に新しい施設が誕生しました。
日和山海岸ミュージアム。いのちの博物館です。
公開になる前から楽しみにしていた施設です。

いのちの博物館
施設のサブタイトルは、いのちの博物館。
城崎マリンワールドにあるたくさんのいのち。
生き物たちを繁殖させて、育て、増やすことで
野生を蘇らせ、未来へ向けての種の保存につなげていきたい、そんな想いがいっぱい詰まったミュージアム。
繁殖に使う道具の話、松葉ガニの繁殖の話など、とても興味深い内容のものばかりでした。
大きなプロジェクトマッピングには、いのちを繋げることの大切さが美しい映像とともに流れていて、とても素晴らしかったです。




生き物それぞれの種の保存のため、様々な繁殖プログラムでいのちを育む取り組みが行われている城崎マリンワールド。
一度は絶滅をしたコウノトリを蘇らせたこのまちから、また新たないのちが蘇るのではないか。
そんな期待が膨らまずにはいられませんでした。
小さな子どもでも楽しめる展示だったので、家族連れでもオススメですよ。

そして館内は至る所に、日本海の絶景を眺められるポイントがあるので、写真を撮らずにはいられませんよ!



飼育員さんとイルカが自然に触れ合う風景も、このミュージアムの施設から見ることができます。優しい表情でイルカたちと接する飼育員さん。
ショーのイルカたちが生き生きとしている理由が、分かったような気がしました。

出入り口付近には足湯も。
日和山温泉の足湯は、2万年も前の地層から湧出する「化石水」とも呼ばれる温泉。
なんだかすごいものに足をつけている気分…。

こちらも日本海を見ながらの足湯で贅沢な時間。

子どもたちも「気持ちよすぎて出たくない。明日も来たい!」とご満悦でした。

なんとこの施設、城崎マリンワールドのチケット代だけで、無料で入れてしまうのです…!
すごいね、城崎マリンワールド! 私なら入場料いただいちゃう!
魅力はもっともっと!
館内の生き物たちの紹介をほとんどしていませんでしたが、大きなセイウチから淡水の美しい魚たちまで、たくさんの生き物たちを観ることができます。


イルカとの触れ合いや、バックヤードツアー、獣医さんと学ぶツアーなど魅力的な体験プログラムもいっぱい!
私も、子どもたちの成長に合わせて一緒に体験したいなと思っています。
人数制限のある予約制のものが多いので、事前に確認してくださいね。
魅力がこれだけじゃ伝えきれないので、ぜひホームページをチェックしてみてください。
どうですか?城崎マリンワールド。
行きたくなってきました?
ヒロコちゃんどうかしら?
家族でも、カップルでも、お一人様でも楽しめる魅力がたっぷりです!
ちなみにカミノ家のヒゲ主人は、新しい施設を観て「ここは何度も来る…!」とついに年間パスをゲットしました。
これでカミノ家は一家全員、年間パスを手に入れました! やった〜!

そうそう、あと大切なことを書き忘れてました!
この日私は、子どものオムツを忘れて来てしまったんですが、
館内の売店でオムツの2枚入りが販売されていてとても助かりました(レジで尋ねると販売してもらえます)。
ベビーカーの貸し出し(数に限りあります)や、授乳室やオムツ交換台もあるので赤ちゃんにも優しい水族館です。もちろんミルク用のお湯もいただけます。
さすが、いのちを育む水族館ですよね。
観光地ではありますが、海の生き物を学び体感する場所として
カミノ家にとっては大好きな場所のひとつ。
ピクニック感覚で行ける市民の特権を使って、これからも楽しませていただきます!
それではまた!