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福井建設株式会社 岡森健太さん ~出張時、実家が近所にあることは大きな安心です~

岡森健太(32歳)
福井建設株式会社
Uターンした年齢 29歳

長期出張もある仕事ですから
妻や自分の実家が近くにあるのは安心です

朝日まぶしい山間にひときわ目立って建っているのが福井建設株式会社本社だ。取材に立ち会われた総務部の日下部部長は、「30代からのUターン人材も積極的に受け入れている」と話してくださった。
同社の建築施工業務は、但馬エリアはもとより京都、大阪、兵庫一帯など近畿各地を網羅しており、現場監督として働く岡森さんも、時には長期にわたって現場に赴くことがあるという。かつては都会で働いていた岡森さんは、お子さんが生まれたことをきっかけにUターン。出張時、自身や奥様の実家が近所にあることは大きな安心になり、それもまたUターンの大きなメリットの一つだと話す。

──ご出身はどちらですか?
岡森
香住です。高校を卒業して就職をする時に地元を離れました。今はUターンして豊岡に住んでいます。
──地元で就職をしなかったのは、何か理由があってですか?
岡森
特に理由はないのですが、ずっとこちらで育っているので他の場所にも住んでみたいな、という気持ちでしょうか。都会に出ないとわからないこともあるのかなと思っていました。
──どちらで就職をされたんですか?
岡森
宝塚です。
──お仕事内容は?
岡森
今と同じく現場監督ですね。
──そちらでは何年くらいお仕事をされたのですか?
岡森
10年くらいです。
──その後、こちらに帰ってきたわけですね?
岡森
そうですね。
──Uターンするきっかけは何だったのでしょうか?
岡森
きっかけは、結婚をして子供ができて子供を育てるにあたって、田舎で育てたいと思ったことです。
奥様もこちらの方ですか?
岡森
はい、豊岡の出身です。
──そうでしたら、Uターンにも反対はされませんね。
岡森
そうですね。
──Uターンするにあたりお仕事を探す際には、前職と同じ仕事をということで探されたのですか?
岡森
仕事の内容を変えるのは大変だと思いましたし、この仕事は嫌いじゃないので、他の仕事は考えませんでした。義父の知り合いが福井建設で働いていたので、紹介をしていただいた形です。
──今日は本社で取材をさせていただいていますが、普段は現場にいらっしゃるんですよね。
岡森
そうですね。現場が決まれば現場事務所で仕事をして、基本的には直行直帰になります。
──エリア的には、どれくらいまでを担当されるんですか?
岡森
今は、大阪でも神戸でも現場があれば長期出張で行ったりもします。マンション建設なら1年〜1年半、それ以外だと半年くらいの場合もありますし、時々によっていろいろです。
──そういう生活だと、岡森さんや奥様のご実家が近くにある環境で暮らすというのは、安心でもありますね。
岡森
はい。すごく安心できますね。何かあっても隣が妻の実家ですし、自分の実家に頼ることもできます。
──お子さんはおいくつですか?
岡森
5歳と2歳です。子供たちもおじいちゃんやおばあちゃんと仲良くて、もうしばらくしたら妻も働き出すと思うので、そうなったら自分が祖父母に面倒を見てもらっていたように、子供たちもおじいちゃんおばあちゃんに見てもらうことにもなると思うんです。それができるのは、とてもありがたいです。
──Uターンされてからどのくらい経ちますか?
岡森
3年と少しですね。
──先ほどの、安心の面以外で豊岡に帰ってきてよかったと思うことは、どんなことでしょう?
岡森
田舎なのでバーベキューをしたり、海に行ったり、虫を捕まえたり、自然の中で遊ぶ機会が多く持てることは、よかったと思います。
──お子さんを育てる環境面、ということですね。
岡森
はい。外でのびのびと遊ばせることができるのはいいですね。自分もそうだったので。
──逆に、田舎暮らしのデメリットを考えることはありますか?
岡森
雪が降ったら大変だな、ということくらいですかね(苦笑)。あとは、子供の習い事など、選択肢が狭まってくるかもしれないなとは思います。
──Uターン、Iターンを考えている方に経験者の立場でアドバイスがあればお願いします。
岡森
ずっと悩んで考えて、やらないでいて後悔するよりは、思い切ってやってみた方がいいんじゃないかな、と思います。
──仕事の面でも、私生活の面でもいいのですが、目標や夢はありますか?
岡森
目標は今のところ特にはないです。今のまま、のびのびと生活していく中で、何かそうしたものが出てくるかもしれませんね。

この記事を書いた人

飛んでるローカル豊岡

飛んでるローカル豊岡です。

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