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子どもが英語好きに? 保育園・幼稚園・認定こども園からはじめる英語遊び保育

「子どもに英語を話させたいなぁ。」皆さんも自身の経験からそう思っていませんか。
実は豊岡市は、英語教育にかなり力を入れています! 全国に先がけて平成19年度から実施してきた小中連携教育をさらに充実させた、小中一貫教育に向けた取組みが行われています。その中心となる取組みは「ふるさと教育」「コミュニケーション教育」そして「英語教育」の3つがあります。

保育園、認定こども園、幼稚園では、平成27年からモデル園で4,5歳児に英語を楽しく体験させることを積極的に行っています。今回はその中での英語遊び保育のお話です。

竹野認定こども園  大きな声で発言している様子

就学前の「英語遊び」の特徴は、ずばり、歌やゲームなどを通して楽しくリアルな英語体験することにあります。また、園児が間違った英語で発言したとしても、その間違えを正すのではなく、積極的に英語で発言をしたことに対して先生は”Good job.”、“Well done.”と言って、とにかくほめます。間違ってもいいから、怖がらず、何とか伝えようとする気持ちを育んでいきます。
また、日々の保育の中でも英語に触れる時間が設けられます。日常から英語に触れることで、英語をコミュニケーションのひとつのツールとして、自然に生活の中に取り入れことで、園児たちは抵抗なく英語を使えるようになっていきます。

 

合橋認定こども園 大好きな魚釣りゲーム

英語遊びを通して、英語をもっとしたいという思いを小学校へバトンタッチすることが、英語遊び保育の狙いです。平成29年度からは、小学校1年生から英語活動が始まります。英語遊びから小学校での英語活動へ、そして小学校5,6年生、中学校への英語科への系統性と連続性のある学習を通して、ふるさとのこと、自分のことを英語で語ることのできる子どもを育てるというのです。

城崎こども園 Run Run Run!

自治体でのこの取り組みは、全国的にも珍しく、先進的な英語遊び保育活動です。今後も試行を重ねながら、すべての保育園・幼稚園・認定こども園において、園児も保護者も慣れ親しむことができるような「英語遊び保育事業」が継続して展開することを目指していくそうです。
この取組みを通じて英語を楽しんでいる園児も増えてきているようです。

この記事を書いた人

西垣義嗣

FMたじまパーソナリティ・豊岡市英語遊び指導員。
1988年、アメリカ留学後に京都の建設会社に入社。勤務地は主にオーストラリア
1994年にUターンして英語塾を経営。現在は、豊岡市英語遊び指導員、高校の英語講師、地元FMのパーソナリティ、兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科修了など幅広く地域活動を行っています。

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